EUが中国製EVに追加関税だそうです
日経新聞にEUが中国製EVに追加関税をかけるとの記事が出ていました。
簡単に言うと、「中国のEVは不当な自国支援でダンピングしているので、関税かけまーす」「欧州車メーカーは中国生産から欧州生産にシフトしてね」です。
「やっぱりやり方が、ヨーロッパの人達だなー」と感じます。
ヨーロッパの人達の考えは喰えない
やっぱり、政治的にEUを有利にすることが最優先!
まあ、ヨーロッパの人達のやることは、昔から汚いです。それも、表面的には「ご説、ごもっとも」と見えるようなオブラートに包んで、その下に「どす黒い本音」を隠すような手を使うので厄介です。日本で言うと「翔んで埼玉2」での京都人みたいな感じです。
ヨーロッパの例で言うと、スキーのジャンプや複合で日本人選手が活躍したらルールを欧米人に有利に変更してくるようなやり方です。一応、まっとうな手続きを経ているので、文句をつけにくいです。
今回も、EUの利益を最優先にしています。
私の妄想では「俺たちが儲けなきゃ意味ねーだろ!」「中国が余計なことすんじゃねーよ」「おめーらは言うこと聞いてれば良いの!」「ほんとはEVなんてどうでも良いの!」みたいに読み取れます。
環境は二の次だよね
そもそも、EVは環境問題の解決にそれほどつながりません。
せいぜい沢山ある因子の中の些末な因子の一つくらいでしょうか。
そんなの、頭の良い彼らは当然気が付いていますが、VWが2015年に「ディーゼルゲート」をやらかしたために、ディーゼル推しを軌道修正するしかなくなったのがきっかけだと思います。
その当時、トヨタがHVでブイブイ言わせていたのでHVにシフトする訳にいかず、と言って燃料電池や水素はヨーロッパにとって旨味が無い(すぐに開発できない)ので、やむなく簡単に作れるEVに飛びついたと思います。
それを、「環境問題にはEV!」「○〇年にはEV義務化!」とかぶち上げてしまいました。一度挙げた旗はなかなか下すことが出来なくて困っているのが現状だと思います。まあ、彼らのことなので息を吐くように嘘でごまかすでしょうが・・・。
もし、環境が第一優先なら、中国で補助金漬けの安いEVを供給してくれるのはウェルカムのはずです。だって、安くEV供給してくれれば普及を進めやすいですし、回収リサイクルも中国に押し付ければ良いだけです(建前だけなので、実施するかどうかは問題じゃない)。その中で、電源問題だけに注力すれば、環境問題が解決できるはずです。ただ、高緯度の国々なので太陽光発電は限界ありますし、不安定な風力に頼るわけにいかないし、ロシアの天然ガスはしばらく使えないし、結局原子力が実現解だと感じます。その原子力だって必要量の発電所を作るのは無理っぽいです。
本音は「EVの規格や回収リサイクルの標準で世界制覇!!」「少なくともEUのEVはEUで生産して儲ける」なので、安いEVが大量に流れ込んでくるのは困ります。それだと、自分たちの食い扶持が無くなりますので。
その結果としての、追加関税です。
しかも、「自分たちの企業が中国で生産しているのに」です。
ドイツなんて中国(ロシアとも)とズブズブの関係ですから、「今後どうするのだろう」と他人事ながら心配です。
裏の顔を読みましょう
ヨーロッパは長いこといがみ合ってきた歴史があります。
フランスとドイツは犬猿の仲ですし、東に位置する国々はソ連の傘下の時期が長いです。また、ラテン系の国々は経済力や戦力としては頼りない(足を引っ張るばかり)です。
一応今は、EUの枠組みを作って維持拡大していますが、そろそろ求心力には限界が見えてきている感があります。これまでは、ドイツは通貨安定(通貨安方向)、弱小国はドイツの経済力の庇護、フランスは自尊心の満足、といったメリットが大きかったですが、限界を迎えつつあります。
最近の欧州議会選挙でも右傾化が顕著に伸ばしています。この辺りはEUに遠心力が働きだした気がします。
もし、EVで覇権を取れずに、経済的なメリットが無くなると遠心力が強くなりそうな気がします。まあ、自業自得なので生暖かく見守りたいと思います。