【時空創竜環境】アグロレザエルの薦め(運命王ライドライン)/645人規模ベスト8
先日、129チーム(645人)規模のヴァンガードの超大型5on大会GRAND Ultimate Vanguard CUP 2024に参加してきました。
そこで、ほぼチームメイトのお陰ではありますが・・・ベスト8になり、上位賞もいただけたので、
自分の信条に沿って構築紹介の記事を書いて行きたいと思います。
天下中野五剣と言うチームで参加
個人戦績はTOもあったので、書きにくいですが、
ざっくり5-3です。
負け3の内2をチームメイトに拾ってもらった結果です。
読む前にtierトップレベルのレザエルを使って、これぐらいの出力と言うのをご了承下さい。(ハードル下げていきます)
目次
・構築/デッキコンセプト
・動かし方/各対面意識
・後書き
(テンプレとのコンセプト相違についてが個人的見どころです。)
公式とは異なる略語等も使用していますので、ご了承下さい。
【構築/デッキコンセプト】
1枚1枚書くとキリが無くなってしまうため、基本的には、下記の自分がテンプレに近づけて組んだ(つもりの)レザエルとの相違点に絞って、書いていきます。
<共通カード>
・せるがおん
このカードをG2ライドラインのアゼンシオルで蘇生することがレザエルの強みの1つで、外せませんでした。
・迅弓の騎士 ニルベリス
EBを綺麗に使うためのカード
ではあるのですが、一番大事なのはパワーアップ効果による高パワーの保証です。
1枠で2つの役割をこなせて、その分空いた他の枠にコンセプトを推すカードを採用できるため、共通枠として4枚採用に至りました。
<コンセプトの相違点>
レザエルと言うカードにディバインスキルで実質的なデッキのヒールトリガーを増やす効果が書いてあります。
テンプレではそれを活かして、ヒールを有効に戦いつつ耐久、多くの自ターンを獲得して戦えるように継戦能力を上げるデザインになっています。
自分も、出来るならその方が強いとは思ってます。
しかし、残念ながら自分にはそれを扱いきる集中力(スキル)がありませんでした。
また環境もインフレが進んで、プレミを連発しながらデッキパワーだけで生き残りを許してくれるモノにはなっていませんでした。
そこで、序盤の相手が守りにくいタイミングから、占術(※)を駆使してクリティカルトリガーをぶつけて、やられる前にやるデッキを組もう
(しばらくミネルヴァで構想していましたが)
→組んだ時に一番強く使えたのがレザエルだった・・・
自分の構築は、そう始まっているので、根本的に目指しているものが違っているかと思います。
(※)デッキトップを操作すること
<構築相違点>
・ライドライン
同じレザエルでも、このライン1枚の違いで全く異なるアーキタイプになります。
通常レザエルラインスタートは、状況に応じて初回からディバインスキルでドライブチェック(手札)を1枚増やす選択肢を得られる為、長いゲームプランを立てやすくなります。
ヴィータラインは同じレザエルですが、その真逆を行きます。
敢えてヴィータライドラインにした事を活かすには、レザエルをソウルに置くコストを払うことが必須になります。
ディバインの有無も含めて、最大2枚、守る為の手札アドバンテージの点で大きく劣ります。
その分、盤面に強力なユニットを立てながらアタックができる為、早い段階で相手のダメージに圧力をかけることが可能です。
・トリガー配分
ドローかフロントか
敢えて言語化するなら、自分の構築は、ゲームを伸ばさない=ドライブチェック回数が少ないため、ドローにしてます。
(正直、感覚的にドローの方が扱いやすかったから、が本音です)
超トリガーについて
コンセプトで書いた通り、序盤の占術により守りにくいクリティカルを当てて点を詰めることを目的としているため、その水増しとしてイドスファロを採用しています。
<採用カード>
・聖竜ガブエリウス
自分の構築には4枚入っています。
下効果から、ダメージ4点から本領発揮!に見えますが、その実、上効果が早い段階でパワー5000上昇を見込めるスキルで、自分はこのカードを早期展開することに強みを感じて4枚採用にしています。
後述キャドラワの不採用も、ソウルからニルベリスを吐き出す手段の確保として、このカードを増やす理由になっています。
・碧天白鱗 アスプロニア&サフィラ
一般的にレザエルには採用されていないカード。
理由は明確にせるがおんにあるかと思います。
せっかく占術したのに、ドライブチェックの前にRブーストのせるがおんが動くから、無駄になってしまう
が多発します。
このアンチシナジーの観点から、主戦場はレザエルに乗る前のG2タイミングになります。
このG2タイミングの動きが凄まじく、コンセプトに書いた占術して星を当てる為の占術1回分に、更に最大の利点として、前述聖竜ガブエリウスの早出しが可能と言う唯一無二の性能があります。
後述の序盤の理想盤面に必ず絡む1枚となっています。
・煌結晶
レガリスピースはカードパワーが高く設定されているため、採用したかった枠ですが
今までは、コストなしでアグロコンセプトに噛み合うカードがありませんでした。
そんな中、時空創竜で追加されたこのカードは待望の1枚でした。
本当に困った時に、1ドローでレザエルを探しに行けるのもグッドです。
<不採用カード>
・通貫の騎士 キャドワラ
各キーパーツを探したり、ソウルに入ったニルベリスを取り出すために採用されている1枚。
連続アタックの際、1/1交換で圧殺を避けられるのも偉いところ。
自分の構築では、サフィラでの早出しを狙うため、キャドラワを経由してのガブエリウスのアクセスがコンセプト上で間に合わず、枠を作れなかった関係で不採用となりました。
後手1のアタック回数を重視しないのであれば、G1の枚数を減らせるため、是非採用したいカードではあります。
・陣頭の騎士 テイスファルト
高速展開、アグロの申し子
のようなカードですが、クリティカルを当てることに拘ったため、こちらのギミックではなくサフィラを選びました。
こちらの利点は終盤のアタッカー性能の高さ
この利点もガブエリウスをフル投入している事でカバー出来ると思い、テイスファルトギミックは不採用にしました。
【動かし方/各対面意識】
<動かし方>
・マリガン基準
(先後手でざっくり変わる部分はありますが)
せるがおん>サフィラ>びすこってぃ
までがキープしたい札で、
以降せるがおん、サフィラがキープできてる場合
レザエル>ガブエリウス>ニルベリス>メープル>ペルソナ>他
守護者に関しては、対面のオーラ次第でキープか流すか(基本自分は流しています)
・目指す盤面
<各対面意識>
基本的に相手が想定しているキルターンの1ターン前に倒し切る感覚で、アタックにリソースを吐き出していきます。
・対レヴィドラス
点を止められて意地でもこちらのキルターンをずらしてくる対面
序盤は諦めて、通常のレザエルと同じテンポ感で戦います。(序盤、面へのリソースを温存して行きます)
単純にペルソナ札が通常レザエルより1枚少ないスタートになりますが、制限時間としてそこまで支障が出るほど試合は伸びない為、言うほどの不利は付いてません。
20000でリアガードのインターセプトをアタックする等、-10000されても5000要求となるアタックor-10000されても25000要求以上のアタックを意識します。
・対超越
初回の超越をする時に手札が減っていると相手が窮屈になるため、超越前に5点+1回2回ガード要求のような詰めを狙います。
これが成功すると超越のアドバンテージでも返しのペルソナ込みのアタックが抑えきれないぐらいの押し込みができます。
(加筆)
超越側の対レザエルの理解度が上がってきて、0点止めへのケアが必要になりました。
後手を取った時はトリガー5000+せるがおんのラインは形成して、G2のシングルドライブは許しつつ、相手の先3ターンは横を並べずに、スキップor点を入れるorツインドライブの放棄と言う取りたくない2択を押し付けたいです。
・対ラブ&ベリー
それぞれ違うアーキタイプの為、一概に言いにくいですが、
基本的には仁義なき叩き合いを仕掛ける方がいいと言うのが自論です。
点を止めて動きを鈍らせても、ダメージレースで追いつける程の差を付けるのが難しく、ターンが伸びる程トリガー差で押し込まれてしまう印象です。
やられる前にやってしまうしかないです、その為の王レザエルライン。
・対オディウム
この対面はサフィラの占術の出目次第で立ち回りが変わります。
基本的にはヒール上振れ、もしくはヒールが有効になるようにアタックを仕掛けます。
ただ、もし占術でクリティカルを確定できた時は、先に10000要求のアタックがある時には、そこからアタックして、圧力をかけても大丈夫です。
リィエル自体CBのリソース還元が細かいデッキの為、対面も楽に守れるアタックを無意味に受ける必要がなく、また基本的にはフロントトリガー主体で、そのアタックがシールド15000以上を切らせてお得になる事が多いからです。
・対ヴァルガ
一切対面不利は付いていない印象です。
除去デッキに耐性があるのがレザエルの強いところ。
辛い点としては、こちらのダメージをコントロールされる点にあります。
4点ヒールから、ガブエリウスの下効果が消えるよりは、占術でヒールを切ってしまって、パワーで押し切る方が有効な場面が多い印象の対面です。
1点貰う猶予があるのであれば、回復より、1ターンの出力のが大事な印象。
【後書き】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
自分がtiar上位のミラーデッキをそのまま回すと、勝ちきる実力がなかった為、デッキパワー活かしつつ、ずらす方法が無いか、模索して組んだレザエルでした。
もしテンプレを回して、使いにくいとレザエルを諦めた方も、この記事で興味を持ってもらえたら幸いです。
当サイトに利用しているカード画像等は、カードファイト!! ヴァンガード公式ポータルサイト(http://cf-vanguard.com/) より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。
©bushiroad All Rights Reserved.