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秤の宿命者アルグリーヴラ(令和のソウルセイバー)の分からん○しで入賞した件【SDローゼ/ハリー環境】

先日開催のUltimate Vanguard Cup vol.18でベスト8、WGPデラックス2024season2京都でベスト16になれました、令和のソウルセイバーこと(自分が勝手に呼んでるだけ)アルグリーヴラのデッキについて

自分が分からん○しと思っているところを隠したかったので、今まで記事にしていませんでしたが・・・
いよいよ新弾で覆りそうでしたので、個人的な自論をつらつら書き残しておこうかと

こんなことして分からん○ししてる(つもりだったんだ)へぇ、みたいな
トリビアを聞くような感じで楽しんでもらえたら幸いです。

目次
・構築
・自論語り
①デッキの性質(基礎的な部分)について
②ガトリングカノーネの山下固定
③シャルフーブってアグロで使えるの、知ってた?
・形成盤面紹介
・プレイ中意識していること
①マリガン、ライドコスト
②相手の防御札の質
③シャルフーブの使い方
・後書き

公式とは異なる略語も使用していますのでご了承下さい

【構築】
色々変えてきましたが、現環境では、下記を個人的なベストとさせて下さい

アルグリーヴラなら絶対入る必須カードが多数の為、詳細説明は省きます。
一般的な構築と異なる点で、詳しい事は自論(構築面)で書きます。

【自論語り】
①デッキの性質(基礎的な部分)について
自分がアルグリーヴラで大事だと思っていること
それは、しっかり敷いて、相手にトリガー以上の守りを吐き出させていくこと
だと思っています。
Vスタンで言うシンプルなフォースクラン
相手の手札からガード値の高いカードを枯らして、札枚数に関係なく、数字を足りなくして勝つタイプのアグロデッキ
そう言う認識で使っています。

ただ、本当のフォース持ちとは違い、早い段階から一気に最大まで出力を出せる分、それ以上が出ることはないため、長引くと試合が不利になりがちな点は注意です。(まさにアグロ)

後述プレイ意識②にも繋がりますが、
自分側のやることがシンプルな分、相手の動きに注視しやすい点も、デッキの特徴の一つだと思います。

※分からん○しポイント
世界は秤の均衡をの印象が強いため、秤側の目指すゲームテンポを勘違いされがち
バレてないアグロは生きやすい

・構築面
[採用]

フォルド&リバルティス:アグロの要、かつ終盤も単騎15kでしっかりライン形成に貢献できる。G2シャルフープのソウルからの救出や、インバルディオ等の硬いインターセプトの退却等、役割も多数。
ファルハート:アグロと言えるはやいタイミングからアタッカーを残したい性質上、ライドコストの確保に苦労するため、採用。下効果も強く、ガルネットやアーディルを出してドローにしたり、不足の過充填+前列を揃えたり、こちらも役割多数。


[不採用]

世界に秤の均衡を:序盤から敷いて打点を出していくコンセプト上、動きがG3オーダーでは遅すぎると判断して不採用にしています。また焼きのリカバリーの面も、ファルハートで十分と判断しての不採用です。書いてあることは強いとは思います。
パンツァーシュレッグ:アグロで使用できず、ファルハート、シャルフーブとのコスト競合も懸念され不採用です。


②ガトリングカノーネの山下固定
デッキの草案を組んだ時に、シャッフルがなく、ガトリングカノーネドラゴンで山札の下に送ったカードは、ゲームが終わる(山札切れで負ける)まで加わらないなと感じました。
自分はそれがこのデッキの強みだと感じて、構築を組む時にシャッフルをするカードを徹底的に排除して組みました。

これによりガトリングカノーネで下に送ったカード2枚を山札から抜いた状態で戦う事ができ、通常の山50枚デッキより明確にゲームプランの組み立てが可能になります。(例えば、上振れの点だと、ノーマル2枚圧縮されてるから、2枚貫通も狙っていけるだろうとか、下振れの点だとヒールが下にいったので依存しないようにCBを使うとか)

※分からん○しポイント
相手の認識外の非公開領域で、こちらだけ一方的に情報を持って、プランを組み立てられます
(その実深く考えずに突撃!通れ!するしかない場面も多い山ですが)

・構築面
[採用]

防衛本能:ガトリングカノーネ効果で、オーバートリガーが山下に行ってゲームに絡まなくなってしまうのを防ぐために、その効果でオーバーを加えても強く使えるように採用。他にもファルハートの使いましでのリソース確保や、G2をインターセプトから打つことで面からのバウンスにも使えたりと、便利なカード。
カルガフラン:リアノーンで山下にマーガレットを固定する構築を参考に、採用しました。

[不採用]

ウォークライ:数少ないペルソナに触れる札、かつデッキからシャルフープを見えるところに持ってくる役割で、よく採用されているカード。シャッフルを嫌って不採用にしています。

上記の不採用のノーマルオーダー2種の関係から、そのシナジーカードであるラティーファやシェンリィも不採用としています。

③シャルフーブってアグロで使えるの、知ってた?

シャルフーブのパワー5000上昇効果
これにはヴァンガードの指定がありません。
つまりG2ターンから発動しちゃうんです。
しかも、カードプールに世界に秤の均衡をがあるお陰で、対面にアタックで狙っても無駄な徒労になりがちと思われて、狙われにくい。
(ボクガ専用オーダー採用シテタラ損スルヨ、シャルフープニアタックシナイデ(震え))

※分からん○しポイント
シャルフーブはフィニッシャー専用のイメージが強く、アグロ札に回して、序盤の攻めを安定させられる点を知らない人が多かった印象です。

【形成盤面紹介】
どんなデッキなのかイメージしやすいように軽めに置きます。
ここも自論寄りの部分のため、参考程度でお願いします。

①序盤の形成盤面です
G1を縦に並べる時は、アタックで狙われて退却してもガルネットのコストになるラケーテンヴェルフを、できる限りで、前に出したいです。
②アルグリーヴラライド以降の盤面です
先行はG1を並べることも多々
後列は必要分過充填が並んでいれば、なんでもいいです

【プレイ中意識していること】
①マリガン、ライドコスト
自論①で書いたアグロな性質上、序盤の引きが大事で、マリガン、ライドコストが重要なデッキだと思います。(ライドコスト面はマリガンと直結するので、ここではマリガンだけ書きます。)
自分は基本的に、ファルハート(+カルガフラン)>(先行時のみ(大事))ペルソナ1枚>盤面①に絡むパーツ(フォルリバ優先)の順で探しに行きます。
ただ、超越対面の時だけは先行の時でも、ペルソナを流しに行きます。
スキップ合戦を仕掛けて、実質後攻としての立ち回りが必要となる場合が多いからです。

②相手の防御札の質
相手の15kガードのカードの枚数と守護者の枚数です。
普通に動くと自然に15ガードが複数枚あれば防御を切りやすいアタックが連続するため、相手の切り方で、手札から15kガードが枯れたかどうか、見えやすいです。
手札を筒抜きやすいデッキで、そこを意識するとかなり勝ちやすくなる山だと思ってます。

③シャルフーブの使い方
唯一連続アタックを実現するシャルフーブはとても大事なカードで、世界に秤の均衡をを切っている分その扱いに注意が必要です。
シャルフーブが相手のアタックで狙われた時に守りきれないor替えを用意できないような場面では、アグロ等でコールして大丈夫か検討してから動きたいです。

【後書き】
ここまで読んでいただきありがとうございます。
1ヶ月ぐらい使用してきたアルグリーヴラのデッキについて、興味を持って、使ってみたいなと思ってもらえたら幸いです。
自分がヴァンガードを始めたキッカケがソウルセイバードラゴンだったので、これからもその令和版と言えるような効果をしているアルグリーヴラは是非推して行きたいと思っています。

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