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脂質異常症の話

 Kindle Unlimitedにハリーポッターシリーズがあったので、久しぶりに読み直しているしろやんです。かつて小学生の時にはやたらデカくて重い書籍を読んでいましたが、今やiPad一枚で全巻読めてしまうので、今はあのころ夢見た未来なのでしょう。最先端の素敵な技術が生活を便利にする反面、かつてあどけない小学生だった俺もおっさんに片足を突っ込みつつあります。アンチエイジングという言葉を他人事で聞き流せなくなってきたという事実が鉛のように重い。

 さて、おっさんになるということはこれまでの生活習慣のツケを払うということでもあります。人によってどのようにツケがやってくるかは差がありますが、俺の場合は脂質異常症(高脂血症)という形でやってきました。今回は脂質異常症について書き散らかしたいと思います。Yeah。

◇脂質異常症(高脂血症)って何?

 健康診断の結果で高脂血症と記されているのを見たとき、「はて、何のことか」と思いました。オイリーブラッド?何か悪そうなのは分かるけども、具体的にどう悪いのかよく分からないので、調べてみることにしました。

・脂質異常症のタイプ
 1.高LDLコレステロール血病
(LDLコレステロール、悪いコレステロールが多い)
 2.低HDLコレステロール血症
(HDLコレステロール、良いコレステロールが少ない)
 3.高トリセラグライド血病
(中性脂肪が多い)

 上記のように脂質異常症の類別を並べ立ててみましたが、自分が該当するのは3.高トリセラグライド血症です。中性脂肪が多い。とどのつまり、ただのデブ血です。穢れた血め。

◇中性脂肪が多いとどうなる?

 血中の中性脂肪が多いことは分かりましたが、中性脂肪が多いとどうなるのかという点が気になってきます。調べると、下記のような症状や病気を誘発するとのことでした。

・動脈硬化 → 心筋梗塞、脳梗塞等に繋がる
・脂肪肝
・糖尿病

 想像以上に死にがちなやつでした。洒落にならない。調べておいてよかったやつです。早急に予防する必要がありそう。

◇脂質異常の原因は? 

 予防するためにどうして脂質異常症になってしまったのかという点を調べると、下記のような原因に行きつきました。

・遺伝的な要素
・過食
・脂肪の多い食生活
・運動不足
・ストレス

 ああ、どれも心当たりが。
遺伝的な要素では、母方の祖父が糖尿病です。脂質代謝の異常の素質は間違いなくありますね。

 過食・脂肪の多い食生活という面でも、思い当たる節が数えきれないほどあります。最近の話をすれば、コロナでの在宅勤務で平日の間、延々レトルトカレーを食い続けていたので、その反動で週末は好きなものを好き放題食ってました。元々、大盛ラーメンと餃子とライスのような知能指数の低い食べ合わせを大学生の頃から幾たびと繰り返してきたので、そのダメージの蓄積も大きいでしょう。ローマもデブ血も一夜にしては成らないのである。

 運動不足についても何も言い訳できません。コロナによる在宅勤務により、日曜日の夕方に外出から帰ってきて、次に外出するのは来週の土曜日、つまり平日5日の間、一度も自宅から出ないまま過ごすというエクストリーム不健康生活を今年3月以来送っていました。多分、これが直接の引き金だと思います。

 ストレスについても、働きたくねえと思いながら働いたり、騒音を発し続ける隣人に腹を立てたりと色々思い当たるところがあります。少なくとも労働については取り除くことができないので、ストレス面での対処は難しそうな気がします。隣人は切にどうにかしたいですが、割と最近は少しだけ静かになったので、ストレスレベルは少しだけ下がったと思います。多分。

◇脂質異常の治し方

 前節の通り、思い当たる節がわんさかあったのですが、原因が分かったからといって高脂血症が治るわけではありません。どうすれば治るのかということについても調べました。本当にインターネットって偉大。書いてあることが本当かどうかは知らんけど。

・運動
・食生活の改善

やっぱり運動と飯ですよね。何となく分かっていました。

◇現在の対策

 脂質異常症への対策は運動と飯をどうにかするということですが、実は既に行動を始めています。

 運動については、健康診断の結果を受け取ってすぐにSwitchのフィットボクシングを買い、できる限り毎日20分~30分プレイするようにしています。プレイを始めた当初はボクシングというよりは未開の部族の雨乞いといった様子でしたが、慣れてくるにつれ子供の喧嘩程度のフォームにはなりました。もっとも、ここ最近は眠りが浅く、調子が悪い日が多いのであまり出来ていません。更に、フィットボクシングも出来ていないのにリングフィットアドベンチャーも買いました。まだあまりプレイできていませんが、カロリー消費のフィットボクシングに対し、筋トレのリングフィットアドベンチャーといった印象です。まずはリングフィットアドベンチャーで筋力を付け、基礎代謝を向上させたうえで、フィットボクシングをやるとダイエット効果が望めそうです。運動についての話でSwitchのゲーム2本が話題に上がるあたりから読者諸兄はご賢察かもしれませんが、俺はあまり外に出たくない生き物です。基本的に汗とかかきたくないし、球技なんて絶対やりたくない。ボールほど信用ならないものを俺は知らない。こんなだから運動不足になるんですね。

食生活の面では、炭水化物 on 炭水化物は避ける、軽率に大盛りにはしない、たまにはやよい軒で鯖味噌煮定食を食べるというようなことを心がけています。松屋の定食の無料大盛りをしっかり断れるようになりました。テレワーク時の昼食もレトルトカレー一辺倒ではなく、鯖缶や中華丼を織り交ぜてみたり、おやつのおかきの代わりにおさかなソーセージ(魚肉ソーセージと言った瞬間、どうにも生々しく感じられますね)を食べるなど、それなりに色々やっています。知能指数が低いので、たまにバーガーキング行くけど。

◇現在の対策の効果

 上記の運動・食生活の改善により腹回りの肉が幾分か落ち、体重も以前の水準まで復帰しました。

体重:健康診断時(7月末頃)63.7kg → 11月初旬 61.0kg

 健康診断の結果が9月中旬に出るまでは以前と同様の生活を送っており、一時は体重が64kgを超えていましたが、上記の通り約3kg程度落とすことができました。

 また、無軌道な大盛り行為を控えたことで血糖値の上下動の幅が狭くなり、空腹時の貧血症状がかなり軽減されました。おそらく、自分の身体が処理出来ない分量のカロリーを摂っていたのでしょう。ラーメンが食えずともある程度健康的ながら美味しいものは色々あるので、そういうものを適切な量摂っていこうと思います。バカだから、たまにバーガーキング行くけど。

 ここまで体重やら血糖値の話をしてきましたが、脂質異常症がどうなったかについてはまだ確認できていません。脂質異常症の現状確認のためには血液検査が必要ですが、病院まで行かずとも大きい薬局では簡易的な血液検査を行えるところもあるので、そういったところで定期的に血液の状態を確認していく必要がありそうです。血液を抜かれると気分が悪くなったり、失神するタイプの生き物なので、できる限り少しの血で検査してくれるところを探します。優しくしてくれ。キルミーソフトリー。

◇結論

 付き合いの長い親友に、3億年くらい生きると高校時代から言い張り続けているので、健康を取り戻すために、運動と食生活改善を継続します。ちなみに中学生の頃は死ぬつもりはないと言い張っていましたが、高校生になったあたりで、「流石に死なないというのは欲張りすぎではないだろうか」と自省し、3億年という妥協ラインに落ち着きました。少なくとも3億年は生きたいと考えていますが、3億年後にバーガーキングはあるのでしょうか。多分3億年後もあまり賢くはなっていないので、バーガーキングがないと困る。頑張れバーガーキング。俺も頑張るから。

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