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ごひゃおの音楽性

私です。

試験的に公開時間を17:30にずらしました。
暫くこの時間で続けていきます。

noteのサポート機能が「チップ」に変わったそうですね。

もともと私とは無縁の機能でしたのでどう変わろうが別に気にならないんですが、
なんかこう……急に生々しくなったなオイ。

「サポートお願いします」なら言えますけど、
「チップ下さい」はちょっと言えないかなあ。
「ポテトチップス下さい」だったら幾らでも言えそうなもんですが。

ああ……
ピュアポテトが値上がりしてしまう。


宣伝ゾーン


「自作曲もロクに出していないで何が『音楽性』だ」
という方もおられるでしょうが、
まあまあまあまあ、今は落ち着いて下さい。座れ。

先日、私の制作物を聴いてもらえる機会がありました。
例の重いグループワークにおいて、楽曲担当者の傾向や能力を確認したかったとのことで、
課題で制作したものや、諸事情から公開していない個人制作物を幾つか提出致しました。

そこで私が楽曲統括から言われた感想は

「(ごひゃお)の曲は世代が違う」
「二十代の若者にはない三十〜四十代みたいな貫禄がある」

というものでした。

まあ、私は周りとは明らかに聴いている音楽が違いますからね。
音楽性は結構異なっているかもしれません。
でもそこまで年寄りじゃねえぞ確かに学年最年長だけど。

実際、クラス全員の曲を少し聴かせてもらえた際は、
あまりの電子系の多さに飽き飽きしたものです。
まさかアコースティック系の楽器を使う人があんなにいないとは思いませんでした。
こりゃ私が学校辞めたらあいつら暫く困ってしまうな。

みんなはどういう音楽を聴いているのでしょうね。
少し聞いてみると、ポップス(J-POP)などの歌モノやダンスミュージックが好きなやつはそれなりにいました。
世代なのかボカロ好きも割と多かったです。
あとはジャンルではなく人で聴いているという人も。
頭のイカレたメタル好きもいましたけどあいつはどっちかってーと私の側だわ。

ポップス(J-POP)、ダンスミュージック、ボカロ。
いずれも私が通ってこなかったジャンルです。


私は二歳から割と長い期間、音楽教室に通っていました。
個人ではクラシック一本でしたが、
グループのほうはクラシックからジャズ系(ビッグバンド等含む)、
あとはラテン系を主に扱っていました。

オーケストラ楽器、ピアノ、ベース、シンセ(メロディのみ)、サックス辺りの音はよく出しましたが、
その他の音にはほとんど触れてきませんでした。

今更ながらよく考えれば、ギター系にも全く触れてないですね。
ということはロックも通ってませんね私。

小中学校でオーケストラや吹奏楽もやりましたが、
当然のことながらいかなる曲もオケやブラバンアレンジがされているので、
他のジャンルに直接触れたわけではありません。

そういえば、中学の合唱コンクールでピアノ伴奏を任された際、
なんの曲だったか「なんだこのひどい和音……」と困惑した記憶があります。
今思い返してみれば、あの曲はガッツリのポップスでした。
あの不快感は、今まであまり触れたことのなかったジャンルとの未知との遭遇に対するものだったんですね。

ちなみにその頃は、ポケモンの曲をよく聴いていました。
マリオ系もまあまあといったところですか。

やがて大河ドラマを見ているうちに、その劇伴にも惹かれるようになりました。
平清盛と八重の桜は特に良かったですねえ〜。
あの二作品の劇伴は今でも覚えています。
大河ドラマの印象は良い音楽が引っ張ると言ったこともあるぐらいです。
鎌倉殿の13人のも好きだなあ。

あと劇伴といえば弱ペダやジョジョもよく覚えています。
幼き頃から何度も見ているサンダーバードもそうです。
おしゃれな曲が多いですよね。

なるほど、私は「BGM」として扱われるものが好きだったんですね。
ただのインスト好きかと思っていましたが、
確かに曲単品で出されてもあんまり聴かないかも。
歌モノはそうだと説明なく流されたキレるぐらいには関心無いです。

そして八重の桜の年に、東方に出会いました。
前年の大河の影響でしょうね、私西行について調べていたんですよ。
そうしたら西行寺幽々子の記事にぶちあたって、
「そういや『東方』って名前だけよく聞くけどなんだこれ」と。
「あれ幽々子一人の情報だけ見てもかなりちゃんとしていて奥深いぞ」と。
で調べるうちにあれよあれよという間にこう……といった感じです。

幽々子→さとり→霊夢→魔理沙→ ときて、
五番目に触れたのが魅魔様。
ということで旧作に触れるのも爆速でした。
当然楽曲に触るのも早くて。

それから2015年の中頃まで二年間、
私は輝針城が出るか出ないかまでの原作知識のみで東方と付き合っていました。

多分ですが、そこから先はもうVVVVVVとカービィぐらいしか音楽性形成に関わった音楽はないと思います。
強いて言うならば連縁もか。


意外とアニメ音楽やゲーム音楽の影響を受けているじゃあないか私。
何が「アニメは見ない」「ゲームもほぼやらない」だ。
ちゃんと触れているじゃあないか。

……でも傾向はやっぱり違いますね。
流行り物が流行っているときに触れることはほとんどないですね。
某フレンズなんて当時Twitterから逃げるレベルで回避していたぐらいですから。

あとはSWとマーベルを含むディズニー系は見ますが、
身の回りでそういうものを見る人がいるわけもなく。
ラプンツェル・ザ・シリーズとか、クローンウォーズとか、
スペクタキュラー・スパイダーマンとか、Mr.インクレディブルとか、
唯一その手のものではなく周囲に知っている人もいたのはジョジョだけ。

ゲームもそうですね。
一人で遊ぶものばっかりです。
あんまり楽しみを共有できるタイプではないですね。

ポケモンだって対戦はやりませんし、
他は東方、カービィ、シムズ4、シティーズ、ステラリス……そんなもん。
シムズに至っては電子お人形箱です。

それに加えて先程書いたこれまで通ってきた音楽ジャンルです。
そりゃあ作るものが周りとかけ離れるのも無理からぬことですよね。

……本当はここで何か例となる曲を列挙できたら良いのですが、
すみません、そっちについてはちょっとまとまらないので今度にさしてもらいます。


あとは曲の作り方の個性というものも関係するのでしょうね。

私はピアノを弾きながら作るタイプです。
まずピアノを両手で弾いて、それを軸に一部楽器を入れ替えたり、
ドラムを追加したりする感じです。

ピアノがあればなんでも表現できます。
「一人オーケストラ」の異名は伊達じゃありません。

そういうやり方をしていますので、
当然メロディとベースラインの安定感を重視した楽曲が出来上がります。
ハモりも厚いですね。右手も基本的に和音なので。

各パートごとに作らず1セクション毎に全パート横並びで作るというのも、
頭の中で完成形がある程度出来上がっているが故です。

これね、びっくりしたんですよ。
みんなパートごとに打ち込むんですって。

「それでどうやって曲になるの?」と大真面目に訊いたことがあります。

まあね、私だって全く理解できないわけじゃあないですよ、
だって流石にメロディは最初に考えるもの。
でも一回「ピアノで弾く」という工程を挟んで全パートを扱う関係上、
実際にDAWに打ち込む際はやはり横並びになります。

友人である頭のイカレたメタル野郎はメロディ制作が苦手だそうで、
下のパートから順々に作っていくとのことでした。

あとは、コード進行からの作り方を授業で扱ったこともあったので、
そういう作り方をする人もいるのかもしれません。

いやねえ、やってみたことありますよ。
コードからのメロディ付け。
あれ私ダメだわ。
メロディの動きが制限されて出来上がるもんがなんんんにも面白くないの。
あんな作り方を推奨するとか正気かよって今は思っています。
もちろんね、色々な作り方ができるに越したことはないんですけどね。

私の場合はメロディができたらコード進行は考えるまでもなくついてくるので、意識したことはありません。
だからコード分析の課題でちょっと落ちこぼれかけたわけですが。

まあここまで私と周囲の違いについて語りましたけど、
クリエイターとして花開くのは皆のほうなんですよね。
私のやる音楽は独りよがりだもの。アレンジも含めてそう。
「どうせ『個人的には好き』の域を抜けられない」と思い込むぐらいですからね。
ああでも大丈夫大丈夫、
今は「じゃあその『個人』を増やそう」と考えて動いてますから。
だからこの記事を読んでるアンタも「個人」に加わるんだよ、ほら。


いやあ違いって面白いなあ。
私は人を観察するのが好きらしいので、
そういう話は周りからいっぱい引き出したいですね。
単に眺めているだけでも楽しいですよ。

例の重めのグループワークでは他所の人達と連携して制作するのですが、
その相手を選ぶ際などは特に面白かったですよ。
「この人達は遊び心を入れる余裕がある」
「ここの人達は全て丸投げで多分訊いてもまともな情報はくれない」
みたいなの。

でもあんまりそういうところを考える人っていないんですよね。
「作るのが楽そう」とか「唯一無二だから」とかそんなんばっかりで。
人と協力して制作するんだから人を見るのが一番なんですけどねえ、
これが皆全然見ようとしないのよね。

こないだ相手の人達にちょっとした説明をする機会があって、
私はそこに行けなかったのでまとめ役に任せたことがあったんですが、
後で相手側の反応を訊いてもまとめ役は返答の言葉について答えるばかりで、
「人間の様子」というものについての情報は私は全く得られませんでした。
せめて困惑とか納得とか、未知の分野に触れての理解とか、
そういう反応を含めて引っ張り出すのが目的の内容にしてたんだけどなあ。
こりゃあそのうちモメるわ。知らんぞ私は。

これを読んでくださった皆さんだけでも、
人の「違い」を意識できるようになって頂ければ幸いです。


はい、最後はちょっと脱線しましたが、こんな感じです。

ごめんなさいね、こんな大層なタイトルの割に中身がふわふわで。
でもまあ私としては今はこれでいいです、これまで自分の認識すら割とふわふわだったので。
今はこれぐらいまで理解して、いずれまたの機会に細かく考えを進められたら、それで満足。
自己分析なんて本当はそんなペースで良いのです。

そうだなあ、いずれはごひゃおを説明できるプレイリストとか作れたら良いなあ。
私の音楽性を知ろうとする人に対して、「これがルーツだから聴いとけ」って示せるようなやつ。
私の人生をロクに経験してない奴らに分析ごっこをされるぐらいだったら、
いっそそうやって自分から開示してやりますわ。
まったく何が作風分析だ、浅ましい。

ま、何よりもまず、自作曲をもっと出すことからですね。
がんばりまーす。

というわけで今回の記事は以上です。
宜しければ……ほらやっぱり「チップ」って言い出しづらいですよやっぱり。
今からでも「ポテトチップス」にしない?
堅あげ最高よ?

おしまい。

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ごひゃお
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