オープンスキルとクローズドスキル:memo
●運動におけるオープンスキルとクローズドスキル
クローズドスキル
:ある特定の動作を再現するスキル。主に個人練習によって習得できる。環境や状況に左右されずに同じ結果を出すことが求められる。
例)陸上競技のフィールド部門、弓道とか、ピンポイントで言えばバスケのフリースロー、アメフトやラグビーのキック、サッカーのリフティング、バレーやテニスのサーブ
オープンスキル
:時々刻々と変わる状況に応じて最適な動作を導き出すスキル。訓練には相手が必要(なことが多い)。求められるのは洞察力と瞬時の判断力。
例)バスケやサッカーの1on1スキル
注:オープンスキルによって導き出された動作を「きちんと遂行する能力」自体はクローズドスキルだったりするし、クローズドスキルを遂行するにあたり環境に応じて微修正する判断はオープンスキルだったりするので、一つのスポーツで終始どちらかのスキルのみが要求されるというのはほぼなく、「オープンスキル寄り」「クローズドスキル寄り」という分類になる。
注:上記は高校時代に体育の先生から聞きかじったのみの情報なので出典は要調査。
●ジャグリング技術にあてはめるとどうか
純ジャグリングスキル(いわゆる「技」として切り取れる運動)はクローズドスキル。
→オープンスキルは?
観客のノリやその日のコンディションにより本番中に予定の技を変更したり、同じ技をするにしても外部環境(風向や風力、日差し、湿度、天井高等)との兼ね合いで道具のリリースのタイミングや速度、トスの高さや投げ入れ角、キャッチの仕方等を微調整したりする判断。が、それにあたる?
●競技単位で比較すると
クローズドスキル
↑エンデュランス
| ステージルーチン
| 大道芸ルーチン
↓Juggling Jam Session
オープンスキル
こんな感じ?
●自分はどちらが好みか、どちらが得意か知っておく
そうすると、今後の活動スタンスなり練習メニューなりの見通しがつきやすくなる、かも。
オープン・クローズドの2つに分けてはいるものの、独立2軸とも対立概念とも言い難い気がする。どんな環境でも安定してクローズドスキルを発揮するためにはオープンスキルによる微修正が必要だろうし、クローズドスキルの引出しの多さが、オープンスキルの柔軟性を高めそう。
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