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自己破産を決断するまで2ヶ月もかかった。まぁしょうがない。
自営業で売上げが立たなくなったとき、マレーシアにいた。1ヶ月の家賃18,000円のゲストハウスでの生活。
洗濯機も洗濯用洗剤もあったため、食べもの、歯磨き粉、シャンプー、トリートメント、ボディーソープ以外はお金がかからなかった。
1ヶ月の生活費4万円。楽園での生活を楽しんでいたら、悲劇が起こった。
仕事の収入が途絶えたのだ。
借金をどう返済していくか悩んでいたら、頭痛を発症。自分はタフな人間だと信じていたが、そうではなかった。
ゲストハウスではみんな仲良くしてくれて、男性陣が一緒にご飯を食べてくれたが、いつもイライラしていたので申し訳なかった。彼らはどんな気持ちだったのだろう。
僕にとっては癒しの時間だった。感謝している。
そんな毎日を過ごし、「困った😅」と嘆いていたら、昔の友人が自己破産経験済みだと知り、連絡を取るように。
「銀行口座って今も使えてる?」などたくさん質問し、自己破産への理解を深めていった。
1ヶ月半ほど経った頃、クアラルンプール国際空港の出発ロビーにいた。
コロナでガラガラ。スタバも営業していなかった。あれだけガラガラのクアラルンプール国際空港はもう見れないのではないだろうか。
このとき、気持ちは穏やかだった。
「日本に帰ったら自己破産の手続きだ!」
200人以上乗れそうな飛行機に20人も乗っていなかった。
CAさんの人数の方が多いのでは?的なJALの機内が印象深い。
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