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「入」と「出」のバランス

【写真:北海道・函館市】2017年2月、イルミネーションが綺麗だった。


こんばんは。

今思いついたのは、「入と出のバランスが難しい」というお話である。(もしかして私、「バランスが難しい」とばっかり言ってます?)

これはつまり、やってみる、手を出してみる、試してみる、触れてみる等といった「入」(新しいものを試す)と、捨てる、やめる、削る等といった「出」(今あるものを捨てる)、両方大切だと思っているが、どちらをどのタイミングでどの程度やればちょうど良いのだろうか?という疑問である。

なぜこのようなことを悩んでいるのかというと、私が「出」が得意で「入」が疎かになる人間だと自分を認識していて、それが偶にメンタルに作用するためである。(「出」が得意なことは、メンタルにプラスに作用しているので良いのだが、「入」が苦手なことによって、偶にしんどくなる。)

「入」が疎かになるとどうなるか。答えはこうだ:既存のものにどっぷりとハマり、それなしでは生きていけなくなる。少数のものに依存している状態なので、それらからの供給が減ったりなくなったりすると、しんどくなる。私のメンタルが偶にやられるのは、そのためである。

だから私は今、「依存先を増やす」ということを目標にしている。つまり、「入」を意識的に行うようにしている。少しずつでも、新しいものにも手を出すことを心がけている。色んなものに手を出してみる、挑戦してみるというのは、なんと素敵ではないか!

だが、数カ月前にこの本を読んで、「入」をガバガバやり過ぎるのもよろしくないことに気づいた。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00QQKCV6E/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

『エッセンシャル思考』。この本では、かな~~~りざっくり申し上げると「世の中のほとんどのものは無駄だから、無駄を省いて最大限の成果を出そう」ということが論じられている。

これを読んで、「入」ばっかりやってもダメなんだということが分かった。「出」も必要なんだ。そして、「入」と「出」のバランスが大切なんだな、との思考になって、でもバランスって具体的にはどれくらい…??と疑問に思い続けて、現在に至っている。(あと個人的な感想だが、「入」が多すぎても、情報過多のようになって、それはそれでメンタルにくるのだ。)

まあ結局のところ、それを自分で探していくしかないのだろう。試行錯誤を積み重ねて、初めてバランスが分かるのだろう。なので私はやはり、「入」を意識してやっていくという生活を、しばらく続けていこうと思う。これは他のことにも言えるが、私にとっての「ちょうどいい」を模索し続けていくことが大切だろう。

ではまた。明日も素敵な一日になりますように。

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