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天気と人間

100億回いわれていることだろうが、人間の心身の調子と天気とは関連しているなあと、私も思う。

私の母は昔、低気圧の日には絶対頭痛で寝込んでいたし(今は無敵の薬があるので大体大丈夫そうだが)、最近は天気痛という言葉も出てきたし、低気圧が予想される日の前日にはツイッター上で「明日は低気圧だから無理をしないで!」というありがたい励ましが飛び交う。季節性鬱という精神的な病もあって、特に北国の冬で起こりやすいという。

私は幸運にも頭痛を持っているわけでもなければ、低気圧によって身体の調子を崩すわけでもない。ただ、私は曇りや雨の日には、晴れの日に比べると、心が沈みやすい。だから、天気と人間の心身との関連を実感しているといえばしている。(今パッと調べてみたところ、これも低気圧のせいであるらしい。)

天気を変えるなんてことは不可能だから、どうすれば曇りや雨でも自分の気分を上げられるのかについて、考えてみたい。季節性鬱の場合は、日照時間の短さが原因となっていて、人工的な蛍光灯にあたるだけで、症状が和らぐと聞いたが、曇りや雨の日にはどう過ごせば気分が落ち込まずに済むだろうか?別に「鬱」というほどではないのだが。

(何となく今思いついた)物を捨てることは効果的そうだが、私の場合既に捨て過ぎて、もう捨てるものがない状態である(笑)だって物を捨てるって快感だし…

また、北欧では日照時間が短いから、夜にキャンドルを灯して楽しんでいるという話を聞いたことがある。私は今までキャンドルを使ったことはほとんどないが、今後その辺にも手を出してみたいなと思う。ロマンティックで素敵だとは思うので…

それから、やはり身体を動かすことが重要そうだ。曇りや雨の日こそ外出すべし、ということか。やはり身体を動かすことはどんな不調にも重要そうだ。

あとは幸せのハードルを下げたいな。これは精神的な話だが、小さなことから幸せを感じられる人間でありたい。そうすればいつだってハッピーだ。これは最早天気の話だけでは収まらない話だが。

しかしありがたいことに、近年は人間の心身の崩れの原因の一つとして天気が挙げられるようになっている。甘えだとか、そういう次元ではなくなってきている。良い時代になったなと思う。

これを書いていたら、何となく気分が上がってきた。まあとにかく、天気とうまく付き合っていきたいなと思う。

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