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夢をみて"ガチ恋"

人は一晩眠っている間に三回夢をみる、と聞いたことがある。私も日々色々な夢をみており、夢見の良し悪しによって一日のスタートの調子が変わってきたりもする。

私はリビングすぐ横の部屋で寝ており、私より数時間早く起きる母がテレビをかけると、その音がかなりよく聞こえてくるため、私は起きる直前には、その内容に関する夢をみることが多い。今日は母はYouTubeで某ゲーム実況動画をみていたようで、私はそのゲーム実況者の夢をみた。私も普段から動画をみて面白がっている、その実況者の夢をみた。

それだけなら別に大したネタではないのだが、問題はここからで、私は時に、夢をみて人を好きになることがある。それも、”ガチ恋”レベルで。とはいっても、その状態は永続的なものではなく、時間と共に冷めていくのだが…夢をみて一時的に”ガチ恋”状態になったのだから、冷めた後もその人のことを好いたり、特別に注目したりするようにはなるのだ。夢をみている最中は特に楽しいし、夢から覚めた後も楽しいし、その上好きな物事や人が増えるのだから素敵な話ではあるが、本当に恋は突然だなあと思うし、恋している間はその人をどんな目でみればよいのか分からなくなる。そして、「これを書いている自分 is 何…?」という気持ちにもなる(今なってる)。つまり楽しさ半分、戸惑い半分である。

私は今まさに、夢でみたゲーム実況者に恋している。しかも、このゲーム実況者の夢をみて恋するのは二度目だ。二度目ともなると恋心の度合いも高まって、いわゆる「ゲーム実況者ガチ恋勢」の部類といっても過言ではなくなってきた。これは正直認めたくないが(笑)

ちなみにだが、私が思い出して楽しいという理由から、夢の内容を以下に書いておこうと思う。

最初は、私と妹とその人が3人で一緒にその辺をブラブラしたり、話をしたりしていた。私はこの時点で既にこの人に恋をしかけていた気がする。その人は現実では視聴者に対してふざけてきつい言動をすることが多いのに、夢の中では私と普通に優しく話してくれていて、ギャップにやられたから…というのが理由の一つだったと思う。あと、普通に下ネタで笑い合っていた気がする(どういうこと)

それで、なぜかその人は私の家の目の前までついてきてくれて、それならこの人を急遽家にご招待しようと思ってドアを開けたら、速攻で父親が出てきて、私と妹を家の中に引っ張り、その人を締め出してしまった。その人のことを「私と妹が変な奴と共にほっつき歩いている」「チャラチャラしたいけすかない野郎」と思っているようだった。まあ確かにその人は(夢ではなく現実で)見た目はいけ好かなく見えなくもないし、言動もいけすかない感じはする(それが面白いのだが)。それに夢の中の父には、YouTuberという職業の人に対する偏見もあったのかもしれない。あとちなみに、その人は(夢の中で)Tシャツにスウェットのようなズボンをはいていてスマホ以外手ぶらという状態だったので、父から「得体の知れないチャラ男」と思われても仕方のない恰好ではあった。

私はしばらく家の中で父親や母親と何やかんや話した。確か母からは、家事の手伝いを何もしないからあきれられていたし、父からは「あんな奴と一緒にいたらダメだよ」的なことを言われていた気がする。私はそれをいなしながら、焦って遊びに行く準備をしていた。私は引き続きその人と遊びに行きたかったが、その人はもしかしたら家から締め出されたことで、もう帰ってしまっているかもしれないと思ったからだ。

ようやく準備が終わって家を飛び出すと、すぐそこでその人は待っていた。私はとても嬉しくなって、その人に「待っていてくれたんだ…」と言うと(確かここで恋に落ちた)、その人は私を遊びに誘ってくれた。暇つぶしにどう、とか言っていた気がする。

何かパチンコのようなゲームのような遊びだったと思うが、確か始めるまでにあと2分しか時間がないという。それで「妹も来るなら呼んで来い」と催促されたが、私は葛藤していた。なぜならば、私はその人と2人きりで遊びに行きたかったのだが、妹も(恋かは分からないが)その人が好きだったので、誘うべきだとも思ったからである。そうして葛藤したのち、急げ急げと言われたので、私は妹を誘わないでこのままいくことにした。

言い忘れていたが私の家はマンションで、階段でもいいがエレベーターに乗る方がどちらかと言えば効率的といえるくらいの階であった(3~5階くらい)。だから私はボタンを押してエレベーターを待ったが、運悪くエレベーターは他の人が使うために違う階に行ってしまった。それならば階段を使う方がはやいと思った私は、その人に階段を使おうと呼びかけたが、その人は全然私の話が聞こえていないようだった。そういえばさっきからこの人は私の話と全然かみ合っていなかったな…なぜ…と思いながら、目覚めた。これが本日の私の夢であった。

夢をみて恋に落ちる。これがホントの「夢女子」である。(違う)

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