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第5話 五感を刺激する没入体験の真髄

どーもこんにちはくろのです。 初投稿です。

連日noteとにらめっこしながら文字を打ち込んでいます。今日やらないと、3日坊主。正念場です。

今回は映画を観てきたのでその感想を書いていこうと思います。

観た映画はこれ ↓

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そう。今流行りの「1917 命を懸けた伝令」です。あの007シリーズのスカイフォールを手掛けたサム=メンデスが監督を務めました。ポスターがいい味出してますよね。

別に批判ではないんですが、最近ありがちの映画のタイトル名にサブタイトルをつけること。これはいらない気がするなあって少し思います。「IT それが見えたら終わり」や「パラサイト 半地下の家族」とか、結構違和感感じるんですよね。映画のタイトルはもっとシンプルでいいのになって思います。「1917」この方がしっくりきます。

話がそれましたね。とりあえずあらすじから

第一次世界大戦中の1917年にフランス北部に侵攻していた独(ドイツ)軍が突然西部戦線から退却する出来事が起こります。

それを目撃した英(イギリス)軍が攻勢だと思い込み独軍に追い打ちをかける計画を立てるのですが、それは罠であり、長い年月をかけて編み出した独軍の奇襲作戦でした。そのことを知る由もない英軍の第二分隊は明朝に攻撃を画策します。

第二分隊と通信手段を絶たれていた第五分隊?(だったかな)の将軍は2人の兵士に緊急で召集をかけ、2人を歩いて第二分隊に伝令を届けるよう命じます。しかし第二分隊にまでたどりつくには、ドイツ兵や有刺鉄線、いくつもの塹壕を超える数々の危険をポイントを乗り越えていかなければならないというかなり無謀なミッションであった。というあらすじです。

無謀ともいえるこの伝令通達ミッション。物語の中心人物2人の描き方に特徴があって、第二大隊に兄がいるトム・ブレイクは伝令をなんとしても届けるつもりという意欲的な姿勢が描かれているのに対し、ウィリアム・スコフィールドはあまり乗り気ではなかったが、命令のため仕方なくトム・ブレイクについていくという対比的な人物として描かれています。そこも面白いですよね。


この「1917」は、第一次世界大戦中に独が侵攻していた西部戦線がモデルになっています。

西部戦線(第一次世界大戦時)

映画のワンシーンにも「毒ガスに注意」とか「かがんで進め」という看板が塹壕の随所にみられ、西部戦線のリアルさが細部にまで行き届いておりこだわりを感じます。なんてことないセットの一部なのでしょうが、僕にとっては世界史心が刺激されます。

※しかもこの映画、フィクションではありますが監督のサム=メンデスの祖父から聞いたエピソードが多数用いられているそうでフィクションとは言えども戦争リアル感を感じることができるのではないでしょうか?


感想に戻りますが「1917」

僕的には結構面白かったです。今回のタイトルにもした超没入体験ができる映画であったと思います。まるで五感のすべてに伝わってくるような映像、音響効果、演技で、実際に自分が主人公と重なる瞬間を何度も感じました。この感覚は映画館で観て初めて分かると思います。砲撃や銃弾が当たり前のように飛び交うシーンや、突発的な地雷の爆発、そしてなにより戦争の理不尽で惨い有様を主観的に感じ取ることができるはずです。DVDやBlue-Rayで観たとしてもこの凄さは多分分からない。以前も書いたかもしれないですが、追体験型アトラクションのような映画「ゼログラビティ」や「ドントブリーズ」と同じ系統に入ると思います。(戦争映画だと「ダンケルク」が近いのでしょうか?)

何かこの没入感を生み出しているのか、観終わった後しばらく僕は考えていました。そして何となく思いついたのが、物語が結構淡々と進んでいくこと。セリフが他の映画より少ないことでした。意外な発見です。セリフが少なくてもこんなに主人公に感情移入してしまうのかと。表情や周りの雰囲気でも不思議と感じ取れるものがあって。うまく言葉にできませんが……………ちなみに最後泣いちゃいました。なんで泣いてしまったのかは秘密です。

総括して結構良作なのかなって思います。ストーリーも分かりやすいし、なおかつ主人公に感情移入しやすい分、主観的に物語を楽しんでいけると思います。 ぜひ映画館で観てはいかがでしょう?

長ったらしく書くのも考えモンですね。もっと端的に次は書きます。

じゃあまた。さよなら~👋

ビックになりたいでth