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分割キーボードで親指トラボでGRINなキーボードKoa46を作った話

Koa46というキーボードを作りました。

こんにちは。ごはんだです。
めっちゃ久しぶりにキーボードを作りました。

前回製作したキーボードはChai45gというキーボード

Chai45gを作り始めたのは去年の12月ということで、前回製作から半年以上たってました笑

当時GRIN Oneを購入しとても打ちやすくて感動したので、40%でトラックボールを載せたGRINを作りたくなり、試行錯誤しながら製作したキーボードです。

購入したGRIN One

完成時には、GreenKeysを運営されている河村さんに記事にしていただきました。ありがとうございます!

トラックボールであったり、アクリル積層ガスケットマウントケースだったり、とても自分の知識が爆増したキーボードでした!

最終的には頒布までこぎつけ、試作の余剰品はすべて購入していただくことができました。ありがとうございます。

そして今回作ったキーボードがKoa46というキーボード

ここ最近はKeybaseを作ったこともあり、ほとんどKeyball44を使っていました。
最近?登場したAuto Mouse Layerいう機能がとても使いやすく、購入当初はマウスキーの配置がうまくいかずKeyballを使用していなかったのですが、これが登場してからはCADもKeyballだけで操作してます。

Keybaseの製作も落ち着き、基板設計したくくなったので、自分が一番好きな配列のGRINで分割で親指トラボを作ってみたいなと思い、製作を始めました。

今回ようやく、キーボードとして動くことが確認できたので、お披露目をします!

上:Chai45g    下:Koa46

Chai45gに比べるとトラックボールの位置が親指に変更。
親指キーがKeyball同様ロープロファイルに対応。
それ以外は、ほとんど同じという構成です。

※左手に25mmのトラックボールがついていますが、まだ動いていません。
これからファームウェアと戦います笑
将来的には、やまGさんのThe Endpointのように右はカーソル操作。左はスクロール操作ができるようにしたいなと思っています。ロマンを追い求めます!

ケースはPoronを使用したガスケットマウント
ボトムケースの上にPoronを張り付けたスイッチプレートをのせ、トップケースで挟み込んで、ボルトで横から固定する感じ。

サリチル酸さんのO39Beのケースを参考にさせて頂きました。

トラボケースはオリジナルのケース。
メイン基板とセンサー基板はFFCケーブルで接続しています。
FFCケーブルなので、ケースさえ修正すれば好きな位置に変更可能です。

ファームウェアはaki27さんのcocot36plusをもとに作成させていただきました。Auto Mouse Layerを使用することができるので、Keyballとあまり大差なく使用することができています。

こんな感じで超簡単にKoa46の紹介でした!
もう少しキーボードを使っていって問題がなさそうであれば、頒布をしたいなと考えているので、その際はどうぞよろしくお願いします!

最後に、とても参考になり、お世話になったページやアプリを紹介します。

・自作キーボード設計ガイド Vol1 設計入門編
サリチル酸さんの自作キーボードの設計入門本です。やっぱりこれはかかせません!

・Cerbekosさんの分割⇔一体型40%キーボード「Maglit40」~QMKファームウェア編~
分割キーボード設計時の配線方法とファームウェアの作成方法についてまとめられています。

・ChatGPT
みんな大好きChatGPT先生です。ファームウェア初心者にはエラー内容やその対処方法をすぐ調べるのにとても便利です。

https://openai.com/chatgpt/

・GPK FWBuilder
堕落猫さんが作成されたQMKやVIALのファームウェアをビルドしてくれるアプリケーションです。

今回初めて使いましたが、自作キーボードで設計をされている方は全員入れたほうがいいレベルのアプリケーションです。
QMKのバージョンは選択するだけでいいし、何といってもビルドにかかる時間がMSYSでビルドするときの何倍も速い。
ファームウェアをちょこちょこ調整するときに何分も待たなくていいのが最高すぎます。とてもおすすめです。

※あまりよくわかっていないのですが、Windowsを使用されている方は仮想環境の関係上、Pro版ではないといけないらしいのでそこは注意です。(間違っていたらごめんなさい。)

これらを使用して何とか使えるキーボードができました。
皆様ありがとうございます!

以上、分割キーボードで親指トラボでGRINなキーボードKoa46を作った話でした。
最後までご覧頂いただきありがとうございました。

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