京都の郷土料理「にしんなす」
こんにちは。
京都の手作り惣菜屋さん「ごはん日和」です。
前回の投稿よりだいぶ時間が経ってしまいました…
外はしとしとと雨が降っております。
そろそろ梅雨入りでしょうか。
あまりの湿気にうめきながら目覚めた今朝です。
さて、今回ご紹介いたしますのは、
6/1(木)よりごはん日和各店舗にて販売開始予定の
「にしんなす」です。
にしんなすとは
にしんなすとはその名の通り、
にしんと茄子を炊き合わせたもので、京都の郷土料理として親しまれています。
ニシンを醤油、みりん、砂糖などで甘辛く炊き、その煮汁でさらに茄子と一緒に炊くのが基本の作り方です。
ニシンは脂の多いお魚で、茄子は旨みや油を吸収しやすい食材なので、実に相性ピッタリな組み合わせなのです。
しっかりと味の染み込んだニシン、さらにそのニシンの旨みが溶け出した煮汁をたっぷり吸った茄子、筆者も京都に来て初めてその存在を知りましたが、一口でその美味しさの虜になりました。
ごはん日和のにしんなすは、茄子を予め油で揚げているので、とろっととろけるような美味しさを楽しめます。
「であいもん」
同じ季節に出回る食材で、お互いを引き立てあうような相性のいい食材で作る料理の事を「であいもん」と呼ぶそうです。
京都の郷土料理には食材の「旬」を大切にした料理が多く、にしんなすのような「であいもん」の料理が地元の方々に親しまれています。
にしんなすのほかにも「ぶり大根」、「若竹煮」、「棒鱈と海老芋の炊いたん」などがであいもんとして知られています。肉や魚とお野菜との組み合わせが多いようです。
ごはん日和でも、春は京都西山の清水農園さんの朝堀り筍と鳴門産わかめを使った「若竹煮」を販売しておりました。
このような、京都の「であいもん」のお料理も楽しんでいただけるようなおばんざい屋さんとして、多くの方に楽しんでいただけるように尽力してまいります。
夏の商品は今後もぞくぞくと登場予定です。
まずはぜひ当店の「にしんなす」、楽しんでいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様の食卓が素敵でありますように。