Acantheで情緒がボロボロになった話
5/11に推しユニであるValkyrieの新曲「Acanthe」が発売された。日付が変わると同時に配信もスタートし、3/10のMV公開からずっと情緒を狂わされていたこのオタクは迷うことなく配信も買った。CD買ったのに。何なら予約開始直後に1枚予約していたのに、イラストカードの特典付きのものも追加で予約したし、缶バッジの特典付きのフラゲもした。ありがとう昼休みは別にどこ行ってもいいよっていうスタンスの弊社。
ここで通販のリンクなどがあるのだけど、イラストカードの特典付きはもう残っていないのであとはタワレコ店頭で買えるかどうかなという程度である。イラストカード本当に良かった…
それで肝心の曲の方なんですけども
表題の通り情緒がボロボロの満身創痍
MVサイズ(ゲームサイズ)の時点であまりにも最高だったものが、フルサイズを聞くと「MVサイズはあくまでも序章」であったことを思い知らされた心地がした。そんなことある??あるんだなあ……あったよ……
分島花音さん本当にありがとう……ありがとうございます…
麗しのナイチンゲールの方もヤババババババでヤババババなんですけど、一緒に書いてしまうとそれこそ情緒がもう再起不能なので今回は分けて考える事にしました。このCD両面強すぎるんだよな…
ここからはAcantheで狂った情緒のチラ裏です。
サブスクでも聞けます
まずはサブスクでも聞けるのでぜひ聞いていただきたい。5分半時間をください。
お聞きいただきありがとうございます。これで情緒がグッチャグチャになったわけですが、それについて自分のきもちの整理も兼ねて吐き出していきます。
曲と音の構成がすごい
MVサイズは最初の伴奏に戻って終わるようになっていたのが、フルサイズだと完全に違う方向になっていた。歌の最後の音が下がってから上がるのではなく、上がってからほんの僅か下がるかそのまま行く状態だったのが、これからの未来が広がっているさまを表しているようで天を仰いだ。
そもそも1番AメロBメロサビ、2番AメロBメロサビ、間奏、Cメロ、ラス前サビからのラスサビ、アウトロとでの印象がすべてわずかに、あるいは大胆に異なっており、展開がドラマチックであり壮大であり、メロディというより起承転結で考えた方がしっくりくるくらいだった。映像作品を耳で見た感覚がすごい。
好きなところについてはありすぎて困るんですけど、
2番Aメロのピチカート好みすぎてしんでしまう
間奏の少し悲しくもこれからの夜明けを予感させるような音の運び最高
ラスサビの転調とアウトロの明るさ、音の広がりが感じ入って天を仰ぐ
特にこの辺かな…
MVサイズだとまだ芽吹いたばかり(萌芽!!!!!!)、まだ夜明けまでは時間があり、これから夜明けを迎えるというような印象の構成だったのが、フルサイズを聞くことで完全に花開き咲き誇り、夜明けと春が同時に訪れて、それこそエルミタージュストでみかちゃんが宗くんに希望した「ハッピーエンドがええと思う」っていうのが明確に表現されていたように思う。あのストはこのフルサイズを聞いて完成するものだったんだな……西岡先生……さては……神……?(思い出される狩りたてのウニョール)
ラスサビなんて完全に一面の花畑と青空と薫風に舞い上がる花びらの嵐が瞼の裏に見えてた。やばすぎ。すき。
というかなぜこんな展開が出来るのか。分島さんの公式noteを拝見したら作曲したときの事が書かれていたんですが、情景……本当に…何……好きです…ってなるしかなかった。すきです。
2番Aメロのピチカートもそうなんですが、1番のABメロと展開はほぼ同じなのに鳴っている楽器が違うんですよね。あとサビ前のチャッチャーってところ(浅すぎる言語能力ごめん察して)が1番と2番で違うのが時間の流れ、あるいは心境の変化って感じもしてすごく…いい…
一番は「希望を知って」「蘇れ」、2番は「出会いは運命」「甦れ」、この歌詞の変遷に沿っての音の変化って気もする。おいしい。おいしすぎる。
ラスサビに向かってどんどん音が広がっていって、でも最後はスッと終わるのがまたよくて…
インストゥルメンタルを聞くと顕著なんですが、本当にたくさんの楽器が参加しているんですよね。聞きごたえがすごい。アッ今の音ウィンドチャイム!?みたいな発見がたくさんあるのでぜひCDで聞いてほしいんですけど、もう特典ほぼ終了してしまった上にメイトとかヨドバシは取り寄せになっちゃってるんですよね…聞いてほしい…私は曲が終わると同時にスタオベしたい衝動に駆られました。ホールで聞きたい。TBS赤坂ACTシアターでオケコンやってくれませんかね……無理ですか…そうか…ワンチャンない!?ない……?そう………残念……
好きだ………
歌詞がやばすごい
やばすごいんですけどここに歌詞そのものを書くといろいろアレなので手元の歌詞カードあるいはこちらを見ながら
全編通してほんとうにすごいの何?って状態。
歌詞がValkyrieの歴史をなぞっているんですよね、個人的な印象ですけど。二人が出会って、別れて、また出会って、革命によって時間を止められて、それがまた動き出して今に至るValkyrieの 歴史が ここに
ウッ(´;ω;`)
2番の歌詞の中の寄り添う箇所が宗くん歌唱というのもまた来るんですよ…あの頃、壊れかけていた宗くんに、小さな自室、あるいは手芸部の部室という隠れ家で寄り添っていたのは紛れもなくみかくんで、それを宗くんもわかっている、ちゃんと覚えているんだなと感じました。しんどい。むり。もう涙目になってる。
何度も手放そうとした、何度も「自分なんか捨て置いて飛んでいけばいいのに」と言っていたにも関わらず、その度に「お師さんの隣にいる」「おれがおるよ」「ずっとずっとおれが一緒におるよ」とそばに居続けた影片みかの献身、あるいは育ってきた環境故の執着かもしれないけど、そんなみかくんが今のValkyrieの復活に至るキーパーソンであることは明確で、ちゃんと理解していての「寄り添って」なのかなと勝手に思い出した。涙腺がやばい。それが甦れ。こちらは主に、衰退したものが再び栄える意図に使用されるほうの甦る……ォァ……
そこからのラスサビに至るCメロもヤババババババでやば…なわけで…
そっと結び合わせた結び目は解けることはないんですよね、アカンサスの花言葉みたいによ…しんど…すき…
からのラスサビですよ 本当にしんどい むり すき
いつぞやの愛情を飾り、過去も額装して、全部忘れることなく歩んでいく、花開かせていくValkyrieの姿がそこにありました。ほんとなに。すき。
何度でも春をもたらそう、愛を、心を吹き込む口づけを、永遠を。
あまりにも綺麗じゃないですか。かつてのValkyrieは美しく価値のあるものだけを天国へと運ぶものであったけど、今はすべての芸術とそれを愛するものたちをひとしく天国へ導こうとしているように感じました。
光の都………しんど……すき……むり……さっきからしんどいむりすきしか言ってないな……
ぜひ歌詞カードで歌割りも見てほしい。一緒にしんどくなってくれ。
歌がやばばばすごい
こんなすごい曲と歌詞をあんなやべえ歌声で歌いあげられたらどうなってしまうと思う?
むり
宗くんの歌い方がいつもと違うんですよ。いつもは帝王のように威厳と自信にあふれた歌声なんですけど、今回はあまりにも影片みかという自分のパートナーに寄り添った歌声でどうしようかと思った。これは公式配信の音楽番組でも言及されていた事なんですがアァッァアヤッパリィィイイ!??!!??ってなった。
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何より今回ロングトーンが本当に多くて、それがどれもとてもよくてたまらないです。全部好きだけど、特に最後の「忘れはしない」のみかくんのロングトーン。伸びやかでありながらも包み込むような…こう…ほら…それ…あれですよ………無理……言葉にならない…好き……
多数の掛け合いも本当に好きで、こういう曲の構成なんて言うんだっけ…忘れたんですけど、音のトーンが二人ともこれまでよりかなり溶け合っているのもあって、お互いに語り掛けているような感じがしてすごくすごく好きなんですよね。たまらんですよ。
これからもずっと一緒に芸術を紡いでいこう、そう語り合っているように感じました。言葉にしてしまうとすごく単純に聞こえてしまうんだけど、聞いているとそんな単純なものじゃなくて、内包しきれない愛情だったり情熱だったり、そういったものが歌声で伝わってくる気がしました。
言葉が足りない……この感情を表せる言葉がうまく出てこない…!!!!こんなことある!!?あるんだな……
Acantheを聞いていると、歌仙兼定の「だからこの世には歌がある」っていうのが思い出されてじんわりきた。言葉では表すことのできない何かを歌に乗せているんだなあっていう……すき…こんなん好き……また泣く…
冗談じゃなく発売されてから毎日聞いてるのでようやく情緒が安定してきたんですが、それでもラスサビに差し掛かると感極まるし、歌詞を紐解いていくと目が潤んでくるのでなんかもうだめですねこれね!!
そんな感じに情緒がグッチャグチャになったので、ここに吐き出すとともに、人生で二度目の事務所に送るタイプのファンレターを書きました。いやどうにかしてあのめっちゃ好きですっていうのをお伝えしたかった故の行動なんですが、分島さん宛てに情緒がアレになった語彙力の乏しいお手紙が届くはめに……いや頑張りはしたんですけどね……!!!
事務所の方におかれましてはあの怪しい手紙じゃないので…ご容赦ください……
Acantheフルサイズ 最高でした 本当にありがとうございました…
すきです!!!!!!!!!!!!