「力を合わせて!」な空気が昔から苦手だった
ギタリスト、ギター講師のgoh(@goh1090)です!
※自分の思考整理の為の覚え書きです。
「国民総員右向け右!」
な空気感に辟易しているアナーキーな諸君、ご機嫌よう。
恐らくこの記事を読んでいる、リンクをクリックした人は少なからずそういう人だと信じている。
"力を合わせて乗り切ろう!"
その気持ちが大切なのはなんとなくわかるし、それしか言う事が無いのもなんとなくわかる。
中身の無い何も考えてない「とりあえずその場しのぎ」の台詞だなあ、とぼんやり思う。
キムタ◯の「ちょ!待てよ!」とかも多分その分類だと思う。
アレは条件反射、キ◯タクの脳髄に電流を流したとしたら、恐らくその台詞が聞こえる。
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思えば学生時代からそうだった。
文化祭の準備で「一致団結」という言葉を目に耳にする度に、どこか不快感に近い違和感を感じていた。
担任の先生の為にみんなで‥
なんて行事があった時は、企画段階で既に結果が目に見えた。
「伊藤さんと三橋さんが感動して泣く」
山本も泣いた。
そういう時に「とりあえず泣いとけば正解」みたいなファッ◯ンシットな模範解答、みんな大好き模範解答。
SNSのリレー
アレほんと
「クラスのイケてるグループ連中のウェイ盛り上がり」
に見えてトラウマイズバック。
ほっといてくれ。
机に突っ伏して寝たフリしてるんだから、寝たフリを見抜きつつ話しかけないでくれ。
乗り越える為に必要なのは
乗り越える為に必要なのって、力を合わせる事じゃなくて、個々がそれぞれ今よりも強くなる事だと思う。
みんなの実力がアップしたら、相対的に社会全体がすごいすごくなる気がする。知らんけどね。
安易に力を合わせるとロクな事にならんと思う。
最悪なのは、力を合わせて何かして、何かやった気になっちゃう事。
何もやれてない。
チャリティとか耳当たりの良い、それっぽい事やっても、自分の実力にフィードバックされてなければ意味がないと思う。
いや、ただの捻くれた思想です。
誘われたら多分すぐやる。メッチャ嬉しそうにやる。ニッコニコする。
そもそも乗り越えるってのが間違い
乗り越えるモノなんて無くって、世界が変わった。
その現実を受け止めるべきだと思う。
「元の世界」など過去だ幻想だ振り返るな。
これから先を見据えて対策を取る、その上で順応してサバイブする。
サバイブって言ってみたかったの。
言えて良かったね。うん、嬉しい。
蛇口をひねると清潔な水が出て、ボタンを押すと灯が点く。
そんな日常がある日突然覆ったとしたら…
「みんなで心を一つにして復旧するまで耐える」のか、雨水を濾過する道具を作って、薪を集めて火を起こす手段を見つけるのか。
どちらが「本当の意味で未来を見据えているか」
「今までの当たり前」が崩壊した今は、それとなんら変わりは無い。
"コロナ世代"になる
ずっと時間が経った時、今が昔と呼ばれるようになった頃、"コロナ世代"が褒め言葉となるように生きたい。
あの混乱の中で何かを成し遂げ、経済危機を生き抜いた世代だ、と言われるように。
安易に手を取り合う、手を取り合った気になるのは思考停止してるだけだからヤバみがヤバイと思います。
「地方の音楽シーン盛り上げ隊」(わかんない人は過去記事読んでね。リンク貼るのめんどいから探してね)の活動も活発になる。1モリリです。
「やった気になる」これだけは避けたい。
誰かの為にやってる場合じゃねえ、自分の為にやる。結果的にみんなの為になる。
安くて浅いメッセージが溢れて、感動の沸点が下がる状況は芸事を志す人間にとっては非常に危険だと思う。
「今だから出来る事」のレベルを大急ぎで上げる事が今後を大きく左右する。
僕はウォーキングデッドを観る。
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