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2年間の社長の運転手で学んだこと①
こんにちは!瑞慶山です。
実は、、
2年ほど社長の運転手をしておりました。
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元外資系保険のトップマネージャーから色々なことを教えて頂きました。
運転手は正直大変だったのですが、その中で大切なことや学んだことはずっとメモしていました。
その中で仕事や人間関係だったりで、皆さんにも役立つなと思ったものだけシェアしていきたいと思います。
1相手の自己重要感を満たせ
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相手との人間関係を深くしていくためには、相手が何を重要としているかを把握する。
家族なのか、犬なのか、仕事なのか、恋愛なのか、承認なのか、 何が相手の自己重要感なのか。を掴む必要があります。
今相手が何に関心事があって、何に困っているかを把握するための質問をしないともったいない。
自己重要感を知るための質問は、
「○○さんの最近の一番の関心事はなんですか?」
「○○さんの重要としていることはなんですか?」
または、仕事をしてきて何年間で
「どの時期が一番大変でしたか?」
「それをどうやって乗り越えたか?」
ということに自己重要感としている。または重要としている、部分が隠れている可能性が多いです。
2口は災いの元
とにかく無駄なことは言わない。 ただそれだけです。
たった一言で、人間関係は崩壊していきます。
相手の話を聞くスキルがあれば、余計なことをせずにすむ。だから聞くことは大切です。そこから、瑞慶山は無駄なことを言わなくなったw
3会社で影響力を持つには
金・人・物・情報
このうちの2つを握ると影響力を得やすくなる。
・営業で成果を上げる(金)
・人を引っ張ってくる(人)
この2つができるだけで社内で影響を持つことができる。2つを握るとあいつは成果出しているから、何も言えないな…という風になり、権利やイニシアティブを取ることができる。
たまに若者で自由になりたいという意見があるが、
本当に会社で自由になりたいのであれば、金、人、物、情報の中の2つを握ることが重要となる。
4常にスピードを意識する
スピードを意識しないと波長が合わなくなり、置いて行かれる。
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だから、普段の仕事から任せたり、余裕を持たせておく。仕事を出すの立場になってほしい。
ほとんどは
・早くやって欲しい。
・すぐ形にしてほしい
というばかりだと感じてます。
そのために、誰を配置したらいいか誰にお願いしたらいいかを考えると、余裕のある人や普段からスピードを意識している人に仕事を振りたいはず。
だから波長を合わせるためにも早めに仕事は終わらせることできなければ、
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①作業をやめられないか
(そもそも作業をしない)
②頻度をまとめられないか
(毎日やっているものを週一にするなど)
③代えられないか
(ITや別ツールの導入)
④簡単にできないか
(簡素化)
に1つずつ当てはめていくと良いが、これは簡単のように見えて難しい。
5「重要かつ緊急」と「重要でないが緊急」は人に任せる、「重要だが緊急でない」は自分でやる」
あなたの会社でもきっといると思います。
みんな緊急で重要なことばかりやる。目の前のことで動けなくなるため、それでは会社は成長していかない。
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分業を行い、重要だが緊急でないことをやる。これをやっておくと成果が出やすくなる。
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僕のように立場的に他人に任せられない人もいると思うので、朝早起きして済ませておくとか仕組み化していくのがベストです。
6.10%アップ
毎年10%アップできている企業は、毎年10%ずつ上げていけば7年で倍になる。
営業だと1.1×1.1×1.1×1.1×1.1×1.1=2.05
10%を意識して進めていけば、大きな成長になる。
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7知恵が付いた人間ほど、 その知恵を会社、社会を止める道具に使う
自分はそんな人間にならないようにする。ただそれだけ。
どれが正解かわからないから、とにかく改善と修正を繰り返していく必要があります。他にも、勉強も講座も最後まで学ぶ。途中で学びを終えるとその知恵で他のメンバーの行動を止めることに使ってしまう。
他人に止められても関係なし、自分の目標設定次第です。だから、我々は学び続ける必要があります。
8生まれてからみんな死に向かっている
だからどんな風に死にたいかを考える。 そこから逆算すると目標設定がしやすくなる。
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どんな風に生きたいかを考えていると選択が多くて苦しくなるが、どうやって死にたいのかがわかるとゴールが明確になりそこに進みやすくなる。そのゴールはなるべく具体的に出せると良い。
9人生を6つに分類すべし
経済面、教養面、健康面、
社会生活面、精神面、家庭面
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6分野のうち、必ずどちらかが疎かになってしまう。経済だけが偏ったり、家庭だけが偏ってもいけない。
6つの分類は全て機能になる。その分類の中で、定義や価値観を明確にしておく
経済面 金は何に使う?
=>選択肢を広げるために使う。
=>どんな選択肢を広げるために?
=>自分と家族と周囲の人が
多くの選択ができるようにする。
などと自分で判断軸を持っておくことで、優柔不断はなくなり、判断が速くなります。どんな所に自分が重要としているのかを、普段から内製化を行っておく。
他分野も自分の価値観、定義、目標設定について記載する。それが言語化されていると今後の人生選択の上で、選択しやすくなる。
10レバレッジをかける
一人で食事・晩酌ではなく誰かと食事をするなど、 常にレバレッジを考えて行動する。
運転するなら勉強のテープを聞く。お酒を飲んだり食事をするなら、誰かと会食をする。
歩くなら電話をする、学ぶならみんなで学ぶ、時間効率を考えて行動している。
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12自分経営ができていないのに 経営者にはなれない。
「同じ失敗を繰り返すのは思考の癖の一つ、プライベートでも仕事でも同じ失敗を繰り返すのは同じ人。本当に経営者になりたいのなら、自分経営からできるようになろう。ねぇ、瑞慶山さん はっはっは~~」
と冗談交じりで言われてましたが、僕のことだと肝に銘じておりますw
まずは自分の経営。かっこいい経営者になるより、まずは自分の経営者になること。それが一番の経営の実践です。
13運を科学する
人生うまくいくかは、ほとんどは 運で決まってしまう。 なぜ世の中に運が良い人がいるのか。 何か理由や共通点がきっとある。だから運を科学するにはどうしたらいいかを考え行動する。
例えば、
・神社に行く
・常に笑顔でいるなど運に繋がると思います。
運が良い人は、捉え方が良いという共通点があると感じてます。嫌な出来事があっても、思考を切り替えてチャンスに変えていく。そんな人が多い気がします。
14移動距離は知能指数に比例する
移動することによって知能指数がUPする 東京や海外へ情報を取りに行く。浅い知識だと海外とかでかもられる。 だからこそ、学び続け自分のスキルや能力を高めていく必要がある。
15親からの刷り込み、子供の時の刷り込みはなかなか取れない。
子どもは社会人になったら、社会に順応するように親は教育していかなければならない。しかし、その教育は良いこともあれば、子どもの捉え方によっては、子どもの可能性を阻害したりする場合もあります。
だからこそ、社会人になったら、子どものときに得た刷り込みや記憶をすり替えていかないといけない。自分自身を教育していくことが必要になる。
しかし、なかなか社会人になって自分を教育できる人も多くないため、自己発見などの研修等にも連れていくこともある。
親より幸せになることが一番の親孝行。それしか恩返しできない。だから親からの刷り込みを書き換え、学び続ける必要がある。
16学歴より学習歴が大切
学歴があって無駄に賢い人より、何を学んできたのか。 どれくらい学んできたのかが重要。学歴はあまり重要ではない。
学歴だけの人は、30代から衰退していく。何を学んだのか。何をやってきたのかそれが大切。
とにかく学び、失敗し、反省し、また行動していく。それを繰り返していく。
17とにかく仕組みを作る
問題や課題を理想論や共感をして、問題をそのままにするのではなく。
とにかく仕組みにしていく。また同じ間違いをしてはいけない。改善し仕組みを作っていく。
18まずは現在地を知る
最初の現在地を知らないで目標に向けて、適切な行動ができない。
まずは現在地の把握を行え。
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19. 2:6:2の法則通り、2割は必ずアンチになる
2割は後ろ向きにどうしてもなってしまう。これは仕方がない。 どうしても数の法則でそうなってしまうため、コントロールできる部分で動かしていく。
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2割をコントロールしようとしてもなかなかうまくいかない。だからこそ、チーム編成を行い、確実に問題解決につなげていく。
20自分と違う人を面白いと思えるか?
自分と違うタイプが来ても面白いと思って対応できるか。 嫌いだからとうざけてしまっていないか。自分と同じタイプでみんな連れたがる。しかし、自分と同じタイプでは、新しい発見が少ない。
わかりやすく言うと、感性型の人は論理型の人を探し、自分の想像を超えてしまっているバカと付き合うのも選択肢の一つになる。
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最後に
今回人間関係や仕事に対する考え方を中心にまとめました。他にも営業面や交渉面の学びが多かったので、ご要望次第でまたブログを書いていきます。
この経験は自分の人生において、トップ営業マンに2年しがみついた経験は非常に良い経験をすることができたと考えております。
今回のように、多くの人々に公開していくことで何か一つでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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