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東日本自転車旅 5日目 平塚ー横浜ー川崎 50km

5時過ぎに起床。
結構寒かったけど良く眠れた。さすがモンベルの寝袋。北海道もなんとかなる気がする。
まだ寒いから喉が乾燥するのが嫌だなあ。準備をしていると、続々と公園に人が集まってきた。すると1人のおばあちゃんが近くでゴミ拾いを始めた。自分も一晩公園に泊めてもらった恩があるので、お話しながらゴミ拾いを手伝っていたら、最後に1000円札をいただいてしまった。
確かに旅人をみるとなにかあげたくなる気持ちは自分もわかるし、ちょっとおせっかいをやいてしまう気持ちもわかる。ただ旅をしている立場からすると当の本人は好きでやってるので、そこまでしてもらうのは申し訳ないという気持ちもある。
どちらの立場もよく分かるからこそありがたく受け取ることが、くれた人にも一番いいことだと思い受けとった。四国のお遍路での接待には、お遍路さんは大師様と共に歩いているということなので、お遍路さんをもてなすということは大師様をもてなすという意味がある。また、そのほかにお接待をすることで自分の代わりにお参りをしてもらうという意味もあるのだそう。どういう思いがその1000円札に込められていたかはわからないが、自分はおばあちゃんの分まで北海道に行ってくるという意味で受け取った。そしてコメダでちょっとリッチにフィッシュフライバーガーを頼み、血となり肉となるのである。
9時過ぎにコメダを出発。今日の目的地は川崎の弟夫婦のアパート。

町田の大好きな古着屋トレディーチに行こうかと思ったがそんなに時間の余裕もない。あんまり遅くなるのも迷惑だし、ひろき(弟)たちといろいろ話したかったので、予定通り横浜経由で川崎へ行くことに。横浜の古着屋バタービンテージで自分好みのホーローのサボテンのコップを見つけたのは嬉しかった。


夜は川崎に住む弟(ひろき)夫婦の家に泊めてもらう。ひろきの家で酒を飲みながらいろいろ懐かしい話をした。歳の近い兄弟がいて本当によかった。年を取るにつれて好きなものが似てくるのは血なのか、育った環境が同じなのか。
兄弟の仲が良いとよく言われるが、せっかく一緒に住んでいるのだから、楽しいことは多い方がいいし、共感できることは多い方がいいに決まっている。もう一泊してもいいな。明日は東京でぶらぶらしよう。

お接待 +1000円
コメダ 1000円
昼飯 900円
晩飯 5000円
コップ 2000円

合計 7900円

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