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アソート日記(2023/01/15)

・2023年は未練とかコンプレックスを一つ一つ潰していく1年にしようと思っています。がんばるぞ!

・今は家の掃除をがんばっています。家の掃除をめちゃめちゃしていたら、パスポート申請用の写真が出てきて、そこではじめてパスポートの更新をしていないことに気がつきました。
・思い返せば去年、年始にパスポートの更新をしに東京都庁へ向かいました。パスポートの有効期限が2023年1月16日だったので、「あと2週間しかない!」と焦りに焦って手続きをしに行ったのです。2021年の年末、「もうすぐ2022年になるなあ」と思っていて、その思いが強いあまり、「今が2022年だ」と勘違いしたようで、年が明けたら「2023年になった!」と思い込んだのです。なにを言っているのかわからないと思いますが、わたしもなにをされたのか分かりませんでした。パスポートの有効期限が2週間と1年残っていることに気づいたのは申請書を書いて窓口で受付をしてからでした。
・みなさまご存知か分かりませんが、日本国のパスポートは、有効期限が1年を下回っていないと、特別な理由がない限り更新できないきまりになっています。窓口の人から諭されるように、「あの……何か特別な理由があるのでしょうか……?」と言われました。「今年って2023年じゃないんですか?」とか言うわけにもいかず、「そ、そうだったんですね〜ま、ままままた出直してきます〜!」と逃げるように都庁をあとにしました。

・それから1年間。1月第2週以降、いつパスポートの更新をしてもよかったのにもかかわらず!結局有効期限の1日前になるまでこれを放置してしまいました。去年は2週間前に気づいたので悪化しています。まるで成長していない……(画像略)
・しかし、思い出したのが1日前であるということに、わたしの日頃の行いの良さが表れていると思いませんか?もちろん、本当に行いのいい人はちゃんとしたタイミングで更新するでしょう。ですが、蜘蛛の糸を垂らしてもらったカンダタくらいの行いの良さはあるのではと思います。救いようのない悪人ではあるけど助けてもらっている。

・更新は無事にできました。本籍地が思い出せなくてあわわになったり、「期限は今日までなんですね?」と言われて咄嗟に「すみません」と言ってしまったりなどはありましたが、無事にすみました。あとは受け取り損ねないようにするだけ……。

・年始になってから「ぼっち・ざ・ろっく」というアニメを見ましてハマりました。アニメは全話一気に見まして、原作の漫画もkindleで全巻買いました。漫画を読むとアニメとの違いがよくわかって、アニメの演出のすごみが改めてわかります。原作も4コマ漫画ゆえのテンポ感が心地よくて、話を知っていてもおもしろいです。
・アニメは全人類必見の面白さなのですが、他に「ぼっち・ざ・らじお」という音声コンテンツがありまして、わたしはこれにもハマっています。なんならアニメよりも先にこちらを一部見て、「これを楽しく全話聞くためにアニメを見よう!」という動機でアニメを見た、というくらいにはこの番組が好きです。
・主役の後藤ひとりさんを演じている青山吉能さんという声優の方が一人で進める番組なのですが、一人喋りの才能がすさまじくて、いつまでも聴いていたいと思える音声コンテンツです。

・一人でしゃべるのを聞く、という体験はラジオ特有のものだなと思います。複数人で喋っているのを聞くのもそれはそれで面白いのですが、一人喋りはまた別種の趣を感じるのです。二人で喋るよりも、より内省的になるというか、思考経路が詳らかに表現されがちな気がします。独り言以上会話未満の声の集積が実に心地いいのです。
・一人で喋っていて面白くなるためには、人間として深みがないといけないのだろうと思います。詳らかに表現された思考回路の中身が陳腐そのものだと、聴いていて直ぐに飽きてしまうだろうからです。その点で青山吉能さんは本当に味わい深い人間性と、それを巧みに伝える表現力を持っています。並大抵のことではありません。
・なので、青山吉能のオールナイトニッポンをやってほしすぎるんですよね。ニッポン放送のPodcastステーションで前田佳織里さんと番組をやっている(「金曜日のしじみ」)ので、まずはそれを聞くところからですかね。

・思考回路の垂れ流しという意味では、noteの記事は一人喋りのラジオに通ずるものがあると思います。声色などで表現できるものがないだけ、こちらの方が難しいのかもしれないし、逆に声色や間が必要ゆえにラジオの方が難しいのかもしれないし、、、おそらく両方なんでしょうね。いずれにしても、思考回路に垂れ流しに魅力を感じてもらうには、深みのある人間でないといけないという点は同じでしょう。深みのある人間になりたいものですね。もし今も多少そうなれているのなら、もっと。

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