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ちんぽことの出会いと別れ、そして…
このnoteに定期購読者はいないと思うのですが、自己紹介の時に話していたちんぽこの話をしようと思います。
ちんぽことの出会いは1年ほど前に遡ります。
出会いのきっかけはパンティラインの違和感でした。←は?
なんかたまにパンティラインに鋭い痛みを感じる気がするけど常にではない。何なんだろう。そう思いながら右側のお股をさすさすしていたら(もちろん家の中でです)、謎のしこりがそこにはありました。それがちんぽことの最初の出会いでした。
ちんぽこは後に私が名付けた愛称で、医学的には「粉瘤(ふんりゅう)」と言います。皆さんは粉瘤が出来たことありますか?
私はめっちゃあります。
まず耳たぶに小さいしこりがいっぱいあるし耳の付け根らへんにもあります。皮膚にできた袋の中に角質や皮脂が溜まったものらしいんですが出来る原因は不明、一度できてしまうとなくなることはなく無くすには手術(20分くらいで終わる簡単なものだけど)で取るしかない。これ、炎症が起きなければなんかしこりがあるな〜程度なんですが炎症が起きるとすごい腫れ上がって痛いんですよ。耳たぶや耳元の粉瘤は何度も腫れ上がっていて都度病院に行くと顔周りだから傷になるし〜とかわざわざ手術で取るほどの大きさではないから薬塗って炎症鎮めて様子見よって言われるので、今までできた粉瘤とはそんな感じでたまに問題は起こりつつも共存してきました。
(個人的考察なんだけど、粉瘤はできやすい人はあちこちに出来る。あと卵巣嚢腫になる人はなりやすい気がする。あくまで私調べなんだけど。卵巣嚢腫は卵巣の一部になぜか皮膚とか髪の毛やら歯やらが発生して(何それ怖ってなるよね)肥大化して、放置しておくと卵巣に繋がっている卵管が重さで捻れて死ぬほど痛くなるからそうなる前に手術で摘出する(これはそこそこ大きな手術)って病気なんだけど、私これになったことがあって20歳のクリスマスに手術しましたワロ。卵巣嚢腫はすごく珍しい病気ってわけではないから周りの女性に話せば同じようになったことある人と出会うこともあるかなと思うんだけど、そういう人と話してると結構粉瘤に困ってる人多い気がするんだよね。)
まぁそういうわけで、お股にできたしこりに触れた瞬間、何だこれは?!っていうよりかはこれは粉瘤っぽいな〜ってすぐに分かったんですよ。こっちは粉瘤のプロなんで。
サイズは小指の先程で少し炎症を起こしかけている感じ。ちょうどパンツの縁が重なるところだから食い込んだり当たると痛い。
粉瘤には慣れてる私ですが、いかんせん場所が恥ずかしすぎる。
何かあっても病院行ってこれですって見せづらい場所、というか見せたくない場所。どうか、このまま炎症よ自然に引いてほしい。今まで私に知られずにここまで大きくなったように、静かで穏やかな生活に戻ってほしい。そう心から願いました。そしたら、
めっちゃ腫れました(爆)
最初気付いたときは小指の先くらいの大きさだったのに親指の先くらいのサイズに。間違えてお股の脇からチ◯コ生えてきちゃったかな?みたいな。さすがにチ◯コは汚いし可愛げがないのでちんぽこと名前を付けました。
それにしても痛い。いっっったい。パンツが当たっても、歩いてても、立ったり座ったりしてもめっちゃ痛い。痛さもビクッてなって痛っ!って叫びたい痛さだけどそれでどうしたのって言われたら股の脇からチ◯コが生えてきて、あ、ちんぽこって言うんですけど〜って言わなきゃいけない。それは断じて出来ない。
今まで色んな粉瘤を経験してきたがこれが手術しないといけないレベルってやつなんだろう。でも恥ずかしくて肝心の医者にも見せたくない。
なんとか、なんとか収まってくれ…と本気で神に願いましたが声は届きませんでした。ここはなんて残酷な世界なんだろう、そう絶望しながら必死で「◯◯(地名) 形成外科 皮膚科 女医」で検索をかけまくりました。その結果見つけたのが今通っている皮膚科です。
皮膚科を見つけてからは平凡な流れで申し訳ないんですけど、恥じらいながら診せたらすぐにあ〜これは手術ですねって言われて翌日には手術してちんぽことはお別れをしました。痛いし困ってたけど名前もつけてちょっと愛着も湧いていたので手術前夜はちょっと寂しかったし、取ったあとも少しお股が寂しかったです。
ちなみに先生に聞いた話ではパンティラインは結構粉瘤が出来やすい部位らしいです。
最初は初診がこんな恥ずかしいところ見られた病院通えないなって思ってたんですが、人に見せるような場所ではないにも関わらず傷が目立たないように処置してその後の傷の手入れの仕方もしっかりレクチャーしてくれて、でもレクチャーしつつも「ま、こんなところなんですけどね」って言ってくる感じに惚れちゃってその後もずっと通ってます。私皮膚トラブルが多いのでお世話になりまくりだし、内科で見つけてもらえなかった貧血を見つけてくれたり、他の病気の紹介状大学病院に書いてくれたり、鬱のことも心配してくれたり、ニキビ痕を撲滅するためのレーザー治療も最近そこでやってます。すごく信頼してる先生。ちんぽこができたのはこの先生と出会うためだったのかな、ってくらい(いい話にしようとすな)。
そんなちんぽことの出会いと別れを唐突にまとめたんですが何でだと思います?
また、出来たんですよ。パンティラインに。(まじか)(ちんぽこwill be back)(黙れ)
今度は左側、サイズは小指の先より一回り小さいくらいで粉瘤のプロ的にはまだ手術レベルではないかなって感じ。それが2週間に1度くらいの頻度で少し炎症を起こしてまた治って…みたいな(まるで活火山のよう)。
どうか、お願いだからこれ以上大きくならないで欲しい。そして腫れないでほしい。
この投稿を読んだ皆さんも祈ってくれたら嬉しいです。では。
ぺたり