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松尾潔さんのスマイルカンパニー契約解除について

文章書くのが苦手、ズボラな私がNOTEを始めることになったきっかけはズバリ、これです。

松尾潔さん。90年代初頭はラジオのDJでメロウなR&Bを語る松尾さんは大好きでした。音楽の知識と愛も深く、リスペクトしていました。

ところがここ数日、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家・・・あれっ?いつの間にか音楽ライター、ジャナーリストから音楽家に?あ、平井堅さんやケミストリーあたりからプロデューサーにシフトしたのか。
まぁ、いいか。の、松尾潔さんがジャニーズ問題をメディアで言及したため、所属事務所のスマイルカンパニーから契約解除になったツイートの波及効果がすごかった。

ツイートに対して世論の大半は「よく言った!」的な風潮が多かったのだが、私は何か、納得がいかず、悶々としていた。

その悶々の一つは、私怨がダダ漏れのツイートだったからだ。最後の「バイバイ」という文言がそれに尽きる。

そして、先日松尾氏の
「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認。」という記事で悶々が爆発した

まずは↑こちらの記事をお読みください。

冒頭の「おだやかな時間をこよなく愛して生きてきた」 。鳥肌。めっちゃドラマチックなオープニングですよね。

その後すぐに例のツイート。だから「バイバイ」ってなんなの?

からの、「これがバズった。3日間で表示は何と2800万回を超えた。」
例のツイートを自ら「バズる」という発言がすでに、自己陶酔・・・。

「ツイートから24時間以内に、ぼくのもとには10社を超えるメディアから取材依頼が届いた」
10社を超えるとか、別にわざわざ言うのって・・・。「多数のメディアから」で良くないですか?このあたり、大分イラついて来ている私がおります。

「ぼくは41歳になったばかりだったが、プロデューサー、作詞家、作曲家として、日本レコード大賞や年間最多セールス等は経験済み。だからSCに育ててもらったという感覚はない。むしろ、高まるリタイア願望を持てあましていた時期に、活力を得る場としてSCに合流したというのが実情だ。」
ご自身の自慢炸裂。からの、達郎さんに誘われてから事務所に所属したのに、「育ててもらったという感覚はない」。別に誰もそう思っていないし、なぜそこでわざわざそういう発言するんですかね?上から・・・。

「社長(当時)の小杉理宇造さんのキャリアは寡聞にしてよく知らなかったが、達郎さんがビジネスパートナーとして絶大な信頼を寄せていたのが、そのままぼくが小杉さんを信頼する理由にもなった。」
まあ、そうかも知れませんが、はいっ!人のせい!

「洋楽畑出身で邦楽事情に明るくないぼくでも、SCがJと近い関係にあることは知っていた。」
はい、僕は何も知りましぇーーーん予防線からの

「実際よくわからなかったし、そもそも喜多川氏にはさして興味もなかった。そんなことより、~」
自分は悪くないの布石

そしてジャニーズ事務所がBBCに取り上げられたことを知って、
「これまで自分は一体どこに立って何を見てきたのだろう。いや、何を見逃してきたのだろう。はげしい悔恨の念に襲われた。」
はい、そうですね。何をしていらっしゃったのでしょう?
って前半部分読んでいたら、自分は何も知らなかったけど、許せないって流れでご自身を擁護していますよね・・・。

「SCで過ごした15年のなかで、Jが魅力的な才能の宝庫であることを痛感してたし、」
え?さっき興味ないし、どうでもいいって言ってませんでしたか?

「無論ぼくは納得できない。その場で逆に提案をした。SCは時代の声に耳を澄まし、~」
問題視されたから、今回初めて提言したんですよね?それまで他人事だったのに、キレイごとにしか捉えられないです。

「この期に及んでも、どうしてもぼくに飲み込めないことが一点だけあった。周水社長からの報告という形でしか聞いていない山下夫妻の〈賛成〉だ。周水くんを疑ってはいない。ただ、四半世紀におよぶ付き合いのなかで自分が知る達郎さん、そしてまりやさんなら、本当に〈賛成〉するだろうか。その疑問が払拭できなかった。」 
直接聞けばいいじゃん。

弁護士さん経由で「「松尾は、『山下氏と竹内氏が契約解除に賛成している』と社長から説明を受けているが、それは事実か」と。返ってきたのは「そうである」。この回答を確認したぼくは、契約終了の最終合意に応じた。」
だそうですが、ここも我らからするとブラックボックスなので、なんとも・・。そして、山下ご夫妻の契約解除の賛成の温度感とか一切分からないですよね。明日の山下達郎氏のFMラジオ番組「サンデー・ソングブック」で達郎さんがついにこの件に関して言及するのを聞かねばですな。

記事の締めは山下達郎氏の楽曲「Opression Blues」の歌詞の引用。
卑怯な締め方であり、ドヤ感とナルシシズムがここにもダダ漏れ・・・。

私の悶々の根源はこの記事に全てありました。一事が万事ナルシシズムの極みで被害者意識が先に見え隠れしています。このタイミングでジャニーズ批判して(いや、して当たり前)なんですが、声高に言うなら、外に言う前に事務所(社内)に言うべきでは?社会人として、普通に。
「周水社長、ジャニーズ事務所に関してツイートしますよ。いいですか?」
って。多分ダメって言われるけど。で、そこで戦ってほしかったです。何がダメなのか、で、納得行かないなら自分から辞めればいいわけですよ・・・。あ、自分から辞めたら違約金とかの条項があったのかな?

まぁいずれにしろ、辞めてからあのツイートは納得いきますよ。でもいい大人でスマイルカンパニーとジャニーズ事務所の関係性を知っておきながら、契約解除をツイートしているリベンジは大人気ないですよ。そして、この記事の一番の問題は自分が切られたことにしか終始していない。そして、自分は何も知らなかったとか言い訳がすごい。というか、プライドの高い松尾氏がジャニーズ批判で契約途中で解除されたということで恥をかかされた。だから、ああいう大人気ないツイートしたということなんでしょうか。それとも・・・。
昔から松尾さんに対して思うことは時代の波を敏感に嗅ぎ分け乗るのが大変お上手な方だと思います。今回のジャニーズ事務所騒動にをうまくご自分の流れに取り込む手法はある意味、天晴れです。


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