
「カクタス・ウィンズ・ザ・ロトリー」飲んだお酒#3
【カクタス・ウィンズ・ザ・ロトリー】
パッケージがかわいかったので買った。カップルのサボテンがごついオープンカーに乗って荒野を突っ走っている。お金をばらまいていて昔のギャング映画のような雰囲気が漂う。そんなギャング映画は見たことがないので、ラルクのドライバーズハイのPVのようだくらいしか言えない。色のバランスがきれいだ。道路の紅色、クルマのピンク、青い空。
このビールの名前は「CACTUS WINS THE LOTTERY(カクタス・ウィンズ・ザ・ロトリー)」。サボテンが宝くじに当たった、という意味だ。正面に書いてあった「EX NOVO」はラテン語で「初めから」という意味だそう。全体的に洒落てる。
よくサボテンと宝くじを結びつけ、オープンカーに乗せて走らせようと思ったものである。突如として金持ちになったサボテンはこんなことするのか。
「DRINK BEER DO GOOD」とずっと繰り返し書いてある。無思考だが強い言葉だ。アルコール度数は4.2%。
飲んでみた。りんご酢を水で割ったような酸っぱさがある。乳酸菌など発行した感じの。ビールは大体苦いので悪くなっているのかと思ってびっくりした。舌にチリチリくる風味だ。
りんごジュースを希釈して甘さをひかえめにした感じで、こんなに果実感があるビールはすごい。酸っぱさと甘さが特徴だけど、後味に苦味もある。カレーと一緒に飲んだのだが、ビールの酸味が重たさをさっと取り去ってくれてさっぱりしたビールだけ飲むのではなく食べ物と一緒に楽しみたいビールだった。
かわいくていいものを買った。500円くらいだったかな。
Prickly Pear (ウチワサボテン)を使用したフルーティーな甘さが特徴的で、自然派ワインの様な酸味を感じます。
輸入元のサイトを見つけた。ウチワサボテンを使ってたんだ。パッケージだけかと思った。この酸味はすごい。冬よりは夏に飲みたいやつだな。たしかにフルーティだった。サボテンの実は酸っぱいのか。
醸造元のサイトも見つけた。
“We were about forty miles from Corrales when the Berliner Weisse began to take hold. We can’t stop here, this is Prickly Pear Country.”
単語を調べてざっくり訳すと「コラーレス?から40マイル離れたところでベルリン式のビールを作り始めた、ここで止まってられない、これはサボテンの実の国」。たぶん違うな。
不思議な味だったので見つけたら買ってみてください。
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