【決定版】PMP合格対策

 PMPとは米国の非営利団体・Project Management Institute(以下、PMI)が試験によって認定を行っているProject Management Professionalの略で、数少ないプロジェクトマネジメントに関する国際資格の1つです。(他にもあるそうですが、聞いたこともありません...)

 PMPは情報処理技術者試験(経済産業省)のプロジェクトマネージャ試験よりも合格率が高いと言われています。選択式回答であるため、プロジェクトマネージャとしての経験が十分にありながらプロジェクトマネージャ試験の論文試験に泣かされている方が受かるケースも多く見受けられます。

 PMPはPMIが発行するPMBOK(Project Management Body of Knowledge)に沿って出題されます。易しい試験ではありませんが、私はプロジェクトマネージャ試験に合格した上で、約50時間の準備でPMPに合格することができました。この記事はPMP合格のための対策、おすすめ対策テキストをご紹介します。

*注 この記事は私が過去に公開したサイト『マルオのPMP合格対策』を加筆修正して note に再掲したものです。盗作ではありません(笑)念のため。

1. PMPの概要

<取得者への評価>
 PMPの取得を狙っているみなさんにとって、最大の関心事は「取得する価値があるのか?」「どのように評価されているのか?」ではないでしょうか。
 国際的には、当たり前ですが、情報処理技術者試験(IPA)の『プロジェクトマネージャ』試験など一切知られていません。プロジェクトマネジメントの能力を示すために用いられるのは、過去の経歴書とこの『PMP』です。

 また、PMPは『プロジェクトマネジメントの自己研鑽を継続している人』という評価をよくもらいます。これは後述しますが、受験資格にも一定時間のトレーニングを受けている必要があり、かつ、取得後も資格を維持するために一定時間のトレーニングが義務付けられているためです。

<合格基準>
 試験は4時間で200問出題されます。内25問は採点されないダミー問題であり、合格基準は175問中106問(61%)に正解することです。

<合格率>
 主催者(PMI)はPMPの合格率を公表していません。世間一般には全世界で合格率70%、日本国内で50〜60%程度と言われています。情報処理技術者試験(IPA)プロジェクトマネージャ試験の合格率が15%程度であるのに対して、非常に合格率が高いと言えます。
 しかし、受験料は約10倍であり、所属する会社からのバックアップを得ている受験者も比較的多いことから、冷やかし受験は少ないと思われるため、高い合格率にも楽観はできません。

本エントリーでは、受験資格であるPDUを安価に取得する方法や試験対策の方法、おすすめテキストをご紹介します。
なお、同様の内容をブログで無料で公開していますので、ぜひご覧ください。

2. 申込〜更新

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