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システム開発部の仕事は「カイハツ」ではなく「カイケツ」?!/We are SAC #02

「We are SAC」シリーズ#02(※1)は、システム開発部責任者の佐藤慎介です。彼は様々ポジションを経験した後、開発部署を立ち上げました。

(※1)SAC=Septeni Ad Creativeの略。サックと読みます。

「自分よりこの仕事が好きで、この仕事をやりたいと思っている人はいない」と言い切る佐藤。仕事に対する熱意や今後の展望をぜひご覧ください!

入社から、いまの仕事に至るまで

セプテーニには2012年に入社しました。入社後は、現在のSepteni Ad Creatieの前身でもある札幌の制作部門で、WEBサイトのデザイナー兼コーダーとして仕事を始めました。その後WEB広告の制作進行管理をしたり、ディレクションチームの立ち上げをしたり、人事の仕事をしたりと、いろいろなことをしてきました。

その後、2017年にSACが分社化することになり、僕自身も所属していたセプテーニからSACに出向という形で参加することになりました。

ひとつの部門だった時から、組織全体の管理にも携わり仕組み化の一環として簡易なツールを作ったりしていたのですが、分社化を機に、会社のサービス価値を高めていくことを目的にシステム開発室を立ち上げることになりました。そこから、一気にシステム開発に染まっていくことになります。自分としては、チームとして正式に取り組むというミッションをもらい、ここでエンジンをかけられた気がしています。

システム開発室としての立ち上げは嬉しく、そしてすごく楽しく働いていたのですが、3ヶ月位で1人でできることの限界にすぐ気付きました。それまでは1人で何でもやっちゃう、自分の腕が1番、誰にも頼まない、みたいなところがありました。ただ、どんどん案件が増えてくる中で、これは追いつかないぞ、と思い始めました。

そんな状況の中、海外のパートナーとも連携を進めていくことをしていて、その中で出会ったある人との関わりは1つ転機になりました。その人はエンジニアとしての技術はもちろんですが、課題解決力がとにかくすごかった。究極にビジネスマンで、常に提案して、物事を進めていっている姿にすべてがすごいと思いました。いまだに憧れであり尊敬しています。

現在の仕事は課題解決をする業務コンサル

現在の僕の仕事を表現するとしたら、業務コンサルです。

開発に至るまでの中で、そもそも社内の業務を理解して整理し、改善の方向性を提示することがすごく求められているし、やらないといけないことだと思っています。具体的なことから抽象的なことまで課題がたくさんある中で、みんなのニーズとか会社の要望をふまえた上で解決の方向性を作っていくというのが、難しいと同時にとてもやりがいがあります。

現状を整理して、課題や解決案、管理方法、ロードマップなどをひたすらまとめて、提案して、ということをずっと繰り返しているので、そこは鍛えられた気がしています。こうして提案したものが通ったときや、それに合わせて作ったシステムの仕様がばしっとハマったときが、いまの僕のポジションだと楽しいところです。

さらに、チームとしても、メンバーやエンジニアから少しづつ提案をもらえるようになってきました。僕は昔からずっと1人でやっていたのもあり、チームづくりが下手くそだったのですが、みんなから意見をもらえて、それでプロダクトも良くなっていく姿を見るのはとても気持ちいいです。

SACで働くおもしろさと、自信の持てる熱意

SACでこの仕事をするおもしろさは、大前提としてめちゃくちゃ自由ということです。

プロダクト自体もプロジェクトの進め方も、両方やってみろっていう感じで、良い意味でまるっと任せてもらえるので、すべてにおいてチャレンジができるし、すべてにおいて成長ができると思っています。

加えて、僕がクリエイティブ出身でもあるので、クリエイティブ業界や会社の成長に、自分のスキルを使えるということはとても意義を感じています。クリエイターのポジションはまだまだ日本では低く見られがちだと思うので、雇用の機会創出など含めクリエイターの価値をあげていくことにつなげられたら、と。

クリエイティブはずっと好きなので、60歳くらいにはクリエイターに戻ろうと思っています(笑)。

最近、チームメンバーの採用活動などを通して、自分の中ではっきりしてきたことがあります。僕は、開発のスキルよりも、意思があるのがすごく大事だと思っていて、面接などでも熱意を聞いたりしているのですが、それを自分に置き換えて考えたときに、自分よりこの仕事が好きで、この仕事をやりたいと思っている人はいないと気づいたのです。

ここだけは自信を持てる!と思いました。勝手に思ってるだけではありますが(笑)。

この気持ちを失うと、どの仕事もつまらなくなってしまうので、自分がこの気持ちを保てるような行動をすることや結果を残すことが、ビジネスマンとして生きてくうえではすごく大事なんだなと思っています。

また、前回のSACアワードでは、最もSACらしい人を表彰する「行けよ。楽しめ。GO GOLDEN賞」をいただきました。素直にめちゃめちゃ嬉しかったです。その頃の僕の仕事は、企画段階のものばかりで、アウトプットできているものが何もなかったのですが、その過程を見て評価してくれたということは、会社からの愛情を感じましたし、がんばっていて良かったなと思いました。

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これから高めていきたいのはチームの自走力

つい先日、いままでで一番大きなプロダクトをリリースしました。この開発を通して成長したと同時に、自分たちのスキルや実力、組織力の不足にも気付きました。

これから、さらにチームとして強くなっていくために、メンバー1人1人の自走力を高めていきたいです。システム開発室というチーム名ですが、一番大事なのは開発ではないと思っています。課題に対して、開発が必要なものは開発する、そうではないことは整理したりなくしていったり、ということをメンバー1人1人ができるチームを作っていきたいです。

そういうチームの状態で開発するプロダクトは、より研ぎ澄まされたものになると思いますし、例えば簡易なシステムで検証して判断、のような進め方も含め、できることの幅も広がっていくと思っています。会社からの要望も大きくなってきているので、歩幅をあわせてチームを大きくしていけるかどうかがプレッシャーです(笑)。

個人としては、海外のパートナー含めまだまだ開発に関わるチーム全体を見切れていないので、エンジニアたちが自走していけるように、ビジネススキルの教育や環境の整備などトータルで見れるようになっていきたいと思っています。

こういう人と一緒に働いていきたい

一緒に働いていきたいのは、自分と同じくらい意思を持っている人です。そういった方たちと「ここは絶対こうしたほうが良い」など、意見をぶつけ合いながら作っていくことで、より良い仕組みやプロダクトができると思っています。

また、エンジニアを目指している人や転職を考えている人に伝えたいのは、一番必要とされるスキルは、業務に関する課題や、お客様が抱える課題・ニーズを聞き取って形にするクリエイティブの能力だということです。プログラミングのスキルはあるにこしたことはないけれど、それだけを磨いても、成功はできないということを伝えたいです。ビジネススキルとしてポジショニングをどこに置くか、どういった会社にいくか、なども含めて、いま活躍している人は自分の出すべき価値をしっかり考えた結果なんだということを、知っていてほしいと思っています。

そして、逆にSACは未経験でも、意思さえあればすべての仕事を体験できるし、成果を出すことにきちんと向き合える人は伸びていくと思います。そこはメリットとして提供できる環境だと思うので、ぜひそういう方に一緒に働く仲間になってほしいです。

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