THE W2022を見た感想
全員面白かったが特に最終決戦進出した3組が面白かった。
過去最多735組って部分も、年々女性芸人が増えている証拠だとも読み取れた。
審査員の方々のコメント1つ1つも的を射ており、的確だと思った。
漫才、コント、ピン、コンビと様々なジャンルで戦うから、審査員は大変そうだとも思った。
細かい部分についてブロック毎にざっくりと感想を述べてみる。
Aブロック
TEAM BANANA、ヨネダ2000、さとなかほがらか、Aマッソ
まず思ったのは、ヨネダ2000が飯の時間帯にうんこネタを炸裂させていたことについて、ニューヨークが犬のうんこを食べるネタをM-1でやっていたのを思い出した。
かなり攻めたネタだと思っていたし、ご両人が一番自分たちの芸風をよくわかっていると思う。
オレはうんこで笑える大人だから12組で一番笑ったし、通過すると予想したら、僅差だったが予想は的中した。
さとなかほがらかとAマッソは順番が悪すぎたと思った。
あとはヨネダ2000はうんこに目が行きがちだが、表情だとかストーリーをしっかり展開させていてそこが評価されたんだと思う。
賛否両論あるであろう芸風だからこそ票が割れたと思った。
Bブロック
天才ピアニスト、爛々、スパイク、フタリシズカかりこる
昨年準優勝の天才ピアニストがパーフェクトでぶっちぎりで通過したが妥当だと感じ、予想も的中。
他3組も持ち味は出ていたが、いかんせん相手が強すぎた。
天才ピアニストのコントは展開や意外性があってツッコミも共感できてこのブロックで一番笑った。
スパイクとフタリシズカかりこるのコントも見所はちゃんとあったが共感できたかどうかで天才ピアニストに軍配が上がったと思った。
Cブロック
河邑ミク、エルフ、紅しょうが、にぼしいわし
一昨年準優勝の紅しょうががパーフェクト、ぶっちぎりで通過し、予想も的中。
展開やキャラクターが引き込まれたから納得。
河邑ミクとエルフもそれぞれ清楚系女子とギャルというキャラクターは出せていたが、展開で紅しょうがに軍配が上がったと思った。
あとAブロックのTEAM BANANA、Bブロックの爛々、Cブロックのにぼしいわしは3組とも漫才で挑んできたが、上手いことは上手いと思ったのだが漫才でこの大会で勝つのは難しそうな印象を受けてしまった。
上手いの上を行く技術と運があればヨネダ2000の爆発力、天才ピアニストの安定感、紅しょうがの展開の仕方に太刀打ちできると思ったが、なんでもありなのがTHE Wゆえに漫才の難しさを個人的に感じた。
最終決戦、ヨネダ2000が勝つと予想したがここは外れて天才ピアニストが優勝、おめでとうございます。
3位の紅しょうがは漫才で挑んできたがやはり同じことを感じてしまった。
上手いし面白いし引き込んでいたが、優勝にちょっと届かないのは納得してしまった。
準優勝のヨネダ2000はやりたい放題で大健闘していた。
2本ともコントだったから、来週M-1が控えているから漫才ネタを温存したのかという見解もあるが、シンプルにやりたい放題やるためにコントを用意してきたという可能性もある。
いずれにせよ、M-1も控えているから体調管理をして漫才でも笑わせてほしい。
天才ピアニストはネタが深刻だったし設定はよくあるものだったが技術で持ってった感が強く、納得の優勝だったと思う。
今年も見応えのある大会だった。
ちょっと気になったのがツイッターで見かけた意見で、女性芸人のみが出れる大会は男女差別じゃないのか、また審査方式のノックアウト方式は0票の芸人が可哀想とかいうものがあった。
オレはこの2点は、別にいいんじゃねと思う。
それを理解した上で皆さんエントリーしているでしょうし、出場資格がある賞レースなら出ておかないと売れるチャンスを逃すと思うしね。
ノックアウト方式もそれがルールなんだし、出場者は面白いネタを用意するだけ。
視聴者のためだけの大会じゃないんだからって考えていた方が腹も立たないんじゃないかなって思う。
ちょっと気になったから言及してみた。
さて次は来週のM-1グランプリ2022決勝。
また感想を書けるときに書きます。
以上。