オレ流クソ主観素人お笑い論42「漫才はふざけるものなのか」
漫才に限った話ではないが、昨年M-1グランプリの決勝審査員をされていた志らくさんがランジャタイのネタに96点をつけたときに「ふざけんなよと思ったが、よく考えてみたら漫才ってふざけるものだよな」と仰っていた。
これについて。
「ふざける」を調べたが、仙台の方言ではおだづなとか言う言い方があるが、面白がるとかバカにするとかそういう意味がある。
マヂカルラブリーが優勝したときに漫才論争が起こったが、あの手のお笑いも所謂ふざけであると思うし、言ってしまえばコントもそうだがボケがふざけでツッコミがそれを修正する役割で、お笑いは成り立っている。
勿論ツッコミが不在でも構わないし、そういう笑いもある。
それはそれでいい。
オレも同意見で、オレだって漫才でふざけたネタばかり書いて、実際にふざけてきたからこそ、漫才ってふざけるものだと思っている。
いかにしてふざけるか、聞き手を巻き込むか、笑わせられるか。
笑わせるなんて言ったら上から目線かもしれないが、へりくだった言い方をするならば、笑って頂けるかということ。
そのためには全力でふざけることが重要。
オレの書くネタはそこを意識している。
M-1グランプリの1回戦のオレらの出番が迫っているが、根底はお客さんを楽しませる、笑って頂く。
その上で結果が後からついてきてくれれば、それは嬉しいことだ。
楽しませたい気持ちがあれば、おのずと結果がついてくることに期待したい。
そのために漫才でふざけ倒す。
こっちもM-1にはお金払って出さしてもらう以上、全力でやらしてもらう。