M-1グランプリ1回戦(仙台予選)に出場した感想
敗退
9月1日(日)、M-1グランプリ1回戦(仙台予選)に出場した。
我々「プレミアムベーコン」は結果は残念ながら敗退となりました。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
来年も出ることは相方と約束をした次第です。
今回力は出し切れましたし、笑いどころでウケてはいたのでその点は良かったです。
笑って頂いたお客さん、ありがとうございます。
1回戦にはなんとこの日139組が出場しました(8組棄権)。
2回戦に進んだのはその中で20組です、おめでとうございます。
全力
まず相方も発達障害を抱えている点は良かったと思っていて、当事者同士のコンビだからこそお互いにお互いを理解し合い、認め合いながら漫才のネタを作れたから良かったと思う。
また相方は物凄く全力で漫才をやってくれたのが嬉しかった。
ネタの終盤、オレは危うくネタを飛ばすところだった。
というのも相方の目がバキバキにマジだったから、それに対してオレは心を打たれ、ほんの一瞬だけネタが飛びかけた。
それだけ本気でやってくれているんだと、嬉しい気持ちとなった。
不安
オレは正直、最初は不安だらけで弱気だった。
オレ個人はM-1で1回戦敗退を9度経験していたから、1回戦の厳しさを誰よりもわかっているつもりだ。
だから仙台予選の出場者数が100組を超えた時点で「とりあえずやるだけのことをやるしかない」と考えていた部分はあった。
だが本番を迎えると、いつしかオレも全力になっていた。
お互いに最終的に全力を尽くしたことも良かった。
感謝
あとはやはり家族に感謝しなければならないと再認識した。
M-1に挑戦できるのは、家族が理解してくれているからだ。
理解が無ければM-1には出させてもらえない。
相方とネタ合わせしている時間は、相方との時間。
家族との時間ではない。
そこをわかって送り出してくれた家族には感謝したい。
挑戦
最後にこれだけは言いたい。
皆さん是非一度漫才やってみてください。
M-1に一度出てみてください。
漫才は人を成長させてくれます。
緊張はしますし相方とぶつかるしネタを作るのは確かに辛いですけど、必ず得るものがあります。
皆さん本気で挑んでくるので、笑いに本気の人たちの中に混ざることが出来るのも醍醐味です。
私は漫才をやる前は人として尖っていましたが、そんな自分をM-1は変えてくれました。
続行
ひとまず1回戦終わった。
だがプレミアムベーコンの挑戦は、まだ始まったばかりだ。
今後の活躍に乞うご期待。