M-1グランプリ2022への意気込み
先月9人目の相方と解散したが、また新たに足並みを揃えてくれる相方が見つかった。
その相方がオレの10人目となってしまったことは申し訳なさはあるものの既にM-1グランプリ2022にエントリーすることを決め、公式サイトのコンビ検索でヒットするようになった。
1回戦は27日に行われる仙台予選に出場する。
それに当たっての、オレ個人の意気込みと相方への思いなどについて今回は綴る。
今回組んでくれた相方は、漫才経験はあるもののM-1自体は初めての挑戦となるとのことである。
オレ個人はM-1は9回目の挑戦となる。
これまではっきり言うが、M-1で勝ちに行くネタというのを一度もやったことが無く、1回戦突破経験はまだ無い。
M-1予選を荒らすネタ、自分たちがただただ面白いと思ったネタしかやることができていなかった。
それについてはオレは歯がゆさが正直あった。
今までM-1に一緒に挑んだ相方自体は9人中2人であったが、1人目の人はオレが書いた台本のネタに文句を色々言われてやりたい笑いをやらしてもらえなかった。
2人目の人はとにかく台本を任せればお笑いになっていない無茶苦茶な台本を持ってくる、また正統派の芸風が出来ないからオレが台本を満足に書くことが出来なかった。
8回も1回戦で負けているのもあり、正直なところ1度でいいからM-1の1回戦だけでもまずは突破してみたい。
1回戦を勝つためには何が必要か考えたときに、まず審査員の方々に認めてもらうことや、お客さんから大爆笑を頂くことかと考えている。
そのためには、自分たちがやりたいこと、面白いと思ったことをただやみくもに取り組むだけではダメだと思っている。
それにプラスアルファで、必要なことをやらなければ勝てないだろう。
それは例えば相方と方向性を定めること、息を合わせること、楽しませるんだという強い気持ちをお互いに持つこと、自分たちが楽しむこと、ネタの細かい部分を相方と話し合いで1つ1つ丁寧に決めていくこと。
そういうところからなのかなと。
勿論これはオレの持論、相方に押し付けるつもりはない。
今回M-1に挑んでくれる相方は3人目となるが、相方はオレが9回解散してることを了承の上で組んでくれた。
よって全ては話せていないものの、どういう解散をこれまでしてきたか、そこからオレが何を思ったか、何を学んだかという話は可能な限りではあるがさせてもらった。
少なからずわかっててもらうことを通じて、相方とコミュニケーションを取ることは大事だと思っているからだ。
ただ相方には相方のM-1への目標があると思う。
その点は無理にオレと足並みを100%揃えてくれということは言っていない。
ただオレ個人の意気込みはわかっててもらおうと考え、敢えて色々話をしたり、こうしてnoteやツイッターなどに発信をしているところである。
今回は相方から了承をもらえた台本でM-1の1回戦に挑むことになったが、その台本自体はオレが一度でいいからM-1でやってみたいと思っている台本なだけに、正直嬉しく思っているところである。
意気込みとしてはツイッターでは仙台予選1回戦1位通過と強気のツイートをしているが、そのくらいの気持ちで魂を込めてネタを書いてみたことに加え、相方の演技力や意欲を見させてもらっている中で、その気持ちははおふざけではなく本音であると言いたい。
1年に1度のM-1だから、本気で挑まなければ個人的に面白くない。
あとはせっかく相方が、オレがM-1でやりたいとずっと思っていたネタ、M-1仙台予選で勝ちにいこうとしているネタをやることを初めて認めてくれたからそれに感謝し、全力で応えていきたいというのがある。
目標を高く持つことは勿論大事だがそれと同時に、これ以上オレと組んでくれる相方に負担をかけたくないし、お互いに楽しく、やりがいや生きがいを持ってM-1でネタをやりたい。
それを叶えてくれる相方なら、組んで良かったと思えるものかなと強く思う。
繰り返すがこれはあくまでオレ個人の考え。
まずは目の前の階段を上る。
次の階段に来たら、そのときに考える。
次の階段に行けなくても、そこで何を得られたか、何がプラスになったかを振り返り、今後の糧にできれば幸いかなと。
ただ予選をやみくもに通過したいってだけじゃなく、具体的に色々考えたときに、オレから今言えることはこんな感じ。
以上です。
ご閲覧ありがとうございました。