粘り強くM-1グランプリ決勝に進出し続けて優勝したコンビと優勝出来なかった主なコンビ
今日はM-1グランプリ2022敗者復活戦と決勝が開催されるが、その前に過去のM-1を振り返らせてもらう。
今回はタイトルについて、優勝したコンビや決勝進出したが優勝を逃したコンビを何組か紹介し、言及してみる。
まずは粘り強く決勝に進出し続けて優勝を果たしたコンビから(3回以上決勝進出したコンビに限らせて頂きます)。
・フットボールアワー(3回)
・チュートリアル(3回)
・笑い飯(9回)
・銀シャリ(3回)
フットボールアワーだけ優勝した3年後2006に再戦して準優勝しているから4回だが、優勝したの自体は3回目2003の決勝のときでした。
銀シャリは新M-1(2015以降)になってから優勝。
チュートリアルは第1回大会と第5回大会で敗退し、第6回大会2006での、しかも1位通過満票の完全優勝を遂げた。
そして何と言っても伝説なのが9度目の正直、笑い飯。
9年連続決勝進出という記録は、もう破られることは二度と無いだろう。
それだけでもすごいのに9度目で優勝するという伝説を残した。
この4組以外は、初決勝進出で優勝または2回目の決勝で優勝している。
特にこれまた伝説なのがやはりサンドウィッチマン、トレンディエンジェルの敗者復活からの逆転優勝。
あとは霜降り明星の最年少優勝、錦鯉の最年長優勝など、数々のドラマが生まれている。
何歳になっても挑戦できる、奇跡は起こせる、それを証明してくれたのではなかろうか。
さて一方、残酷ではあるが勝者がいれば敗者もいる。
決勝に粘り強く進出し続けるも優勝を果たせずラストイヤーを迎えたコンビ、M-1から途中で身を引いたコンビもいる。
まず5組紹介しよう。
・麒麟(5回)
・スーパーマラドーナ(4回)
・ジャルジャル(4回)
・和牛(5回)
・ハライチ(5回)
この5組も爪痕をかなり残したと言って良いだろう。
また、そのうちジャルジャル以外の4組は敗者復活も経験している。
麒麟に関しては2004~2006まで3年連続で3位、和牛は2016~2018まで3年連続準優勝を果たしている。
スーパーマラドーナはM-1を卒業されてからもYoutubeでM-1の話題を度々してくれたり予選でMCを務めたりもしている。
ジャルジャルはキングオブコント2020では優勝したり、ハライチもテレビで大活躍。
他にもかまいたち3回、キングコング3回など複数回決勝進出経験者はいらっしゃるが、1回でも決勝に出ただけでオレからしたら羨ましいことである。
優勝者の中でも現在、錦鯉と霜降り明星に関してはまだ出場資格がある。
しかし王者でM-1に再戦したことがあるのは2010年以前の旧M-1の頃のフットボールアワー、NONSTYLE、パンクブーブーの3組のみで、新M-1になってからは未だに不在。
2007年結成のミルクボーイとマヂカルラブリーも今回出場せずだったためラストイヤーを迎えた。
やはり今のM-1は年々レベルが進化しているから再戦する重圧を再び味わいながらネタを作るのは苦しい戦いだろうし、ましてや優勝したら仕事が滅茶苦茶増えるし、王者再戦は今のM-1ではやはり現実的ではないのかもしれない。
M-1に出ることが勿論全てではないだろうし、和牛のように優勝しなくてもやがて身を引くコンビも多数いらっしゃる。
あとは極端な話、決勝になかなか行けなくて解散するコンビだったり、そもそも芸人を辞める人だったり、人生色々ある様子も伺える。
M-1は夢があるように今日の夜の番組でも演出するだろう。
しかしオレみたいに1回戦すらまともに超えられない人もいることを忘れないでほしい。
M-1はそんなに甘いものではない。
まあ見る分には見応えがありますけどね。
とりあえず今年も無事にM-1グランプリ自体の成功を祈りつつ、楽しんで視聴したいと思います。
感想等はまた別な日に綴ります。
以上。