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サンゴ!ガジュマル!ウミガメ!ビバ喜界島!
なんか旅行記みたいになってきた奮闘日記。
今回は鹿児島の奄美群島のひとつ、喜界島へと赴いてまいりました。
喜界島ってどこ?
私も未だ理解していないので、私のためにも初歩的なおさらいをしましょうね
喜界島(きかいじま)は、鹿児島県の離島で、鹿児島市と沖縄本島の間に連なる奄美群島内で最も北東部に位置する。鹿児島県大島郡喜界町に属し、人口は7千人弱。
隆起性サンゴ礁の島で、全島ほとんどがサンゴを起源とする石灰岩で出来ている。フィリピン海プレートの潜り込みによって約12万年前に海底から島として現れたと見られ、現在もプレートの影響を受けて年間約2mmという高速で隆起を続けている。海岸段丘など、低い丘陵地が多い。
サンゴでできた奄美群島のいちばん北の島ってことですかね?
喜界島旅のきっかけ
なぜ喜界島へ行くことになったのか
きっかけは、やまゆーというカメラマンの友達からのお誘いでした📷
やまゆーは大山で知り合った、カメラマンやらデザインのディレクターやらモルックやらいろんなことをしている関西人です
彼はカメラマンとして2022年から毎年、喜界島の高校生の青春の1ページを撮影しているそう。
今回はお世話になっている喜界島の方々に鳥取のカニを振る舞いたいから!
「大山メンバーで喜界島行こうや!」
というなんともノリのいいお誘いをいただき、二つ返事で「行く行くー!」と答えました
その後、有給取れるかな…お金大丈夫かな…と不安になり一度やめようかと考えましたが、みんながいざ飛行機を取るぞ!というムーブに移るといつのまにか私も航空券買ってました
大山パーティー(蟹パーティー)@喜界島を成功させるべく、我々は車に寸胴鍋や大量の野菜、カニ🦀を積んで大移動を繰り広げます…
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鳥取から喜界島へはまず、
大山から車で約4時間かけて関空に向かいます🚗
ここで、やまゆーのお友達、関西生まれのメンバー3人組と合流!!初めましてのお三方に緊張しながら、みんなで大荷物を運びます💪
お次に飛行機で1時間半ほどかけて奄美空港まで行き✈️そこからバスで1時間揺られ名瀬港まで🚌
名瀬港から喜界港まで3時間フェリーで移動⛴️してやっと到着です
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この日の海はとてもしけていて、仲間たちはみんな船酔い回避のためほぼスヤァ💤でしたが、私とやまゆーはやえちゃん(小学5年生)と一緒に大富豪を楽しみました🃏
三半規管が鍛えられましたね
移動だけで17時間くらいかかりました、、
帰りは謎の胃痛に見舞われ非常にしんどかった、、、(きっと食べ過ぎ)
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初日は地元の方に愛される酒場、SABANIにて晩酌をして、素敵なログハウスで女子5人宿泊。
ぐっどもーにんぐ喜界
さて、2日目は宿からちょっと歩いた先にあるスギラビーチへ!
サップやダイビングも楽しめる、サンゴの入江のあるビーチである🏖️
この日は曇天、そして強風により、ある程度きれいげにした髪は一瞬にしてボサボサに…
しかし!!エメラルドブルー?なんかこうきれいな青の海の色はしっかりくっきり!!
なんて南の島なの!日本海の荒波と違って真冬なのに美しいわよ!!
…くうううう!!!晴れたあったかい日に来たいぞおおおお!!!!
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その後寒すぎてすぐ駆け込んだ喫茶店、喫茶シリアス☕️
頼んだカプチーノがとてもクリーミーかつ、シナモンが効いていて美味しかった…
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ここで関西組のとねちゃんが、数年会っていなかった旅仲間とまさかの喜界島で再会するというミラクルを発動‼️
地元大阪から遠く離れた離島なのに、、すごすぎるぜ、喜界島のパワー‼️
喫茶店を出た後はみんなで喜界島名物ごまラーメンを堪能して、ワイは鳥取から合流したゆーみんと共にレンタカーで島巡りをば🚗
気になった場所で車を止め、とりあえず進んでみるスタイル。
トイレの近くにいた猫ちゃんが人懐こかったり、先に進みたくなる道を進むとガジュマルの秘密基地があったり、これって見たかったサンゴの石垣ジャーン!となったり。
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喜界島には一頭しかいないという、喜界馬のグラッシーに会えるグローリー牧場にも行ってみた!
オオゴママダラという、日本では喜界島をはじめとする南西諸島にしか生息しない蝶の越冬さなぎを見せてもらうことができた🦋
写真はないんだけど、マジのやつで金色に輝いていた
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探検すればするほど、美しくてワクワクする景色が待っていて、ゆーみんと充実のドライブを楽しんだのであった
いざ、大山パーティー🦀
夜はお待ちかねのカニです!!
野菜を切ったり机を運んだりして準備万端!
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ぞくぞくと増える喜界の島民のみなさまにキョドっていたけれど、みなさん温かく、楽しく接してくださった🥺✨
生の島唄を聴きながらみんなで歌って踊って、カニを食べて、心もおなかも満腹!!
地元の子どもたち、カニ食べたことなかったのにあっという間にカニプロになって誰よりも美味しそうに頬張っていた、この笑顔、守りてぇ…
(鳥取出身なのに、手がベタベタするからとカニを避けてきた私は不器用すぎて最後まできれいに食べられなかった)
お世話になった喜界島のみなさん、ありがとうございました…!
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ついに喜界島最終日…!
さて、最終日は喜界島の地域おこし協力隊、谷川さんによるガイドのもと、レンタカーで喜界島をまるっとドライブ🚗
ここからは少し端折ってご説明を!
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ガジュマル巨木
よく写真で見るやつだ、幹が連なって大きな大きな木がそびえ立っている🌳
この巨木は、たくさんのガジュマルが集合体になってひとつの木のように大きく成長したんだそう。
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木から垂れているのは根っこで、幹から伸びた根っこが土に根付いて、そこからまた木が生えてくるらしい。
どんだけ大きくなるねん!と思うが、雨や風には弱いらしく、ここまで大きくなれたのは周りの森が壁となり守っているからなんだって!!
これからもずっと育っていってほしいなあ、、
サトウキビ畑の一本道
そういえば喜界島って、前働いてたパン屋さんのオーナーさんが「この砂糖おいしいんだよ〜」と、こだわって使わていた「喜界島粗糖」の、ソレだったのだと鳥取に帰ってからふと思い出した。
喜界島は日本有数のサトウキビの産地で、この一本道以外にも、横を見ればそこにサトウキビが埋まっている。
長い一本道にサトウキビと広がる空は爽快極まりない
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ツアーの終わりにみんなでご飯を食べ、谷川さんとは一旦ここでお別れ…!🥺
そこからレンタカー2台に分かれて
ウルコーヒー、リベンジスギラビーチ、ウミガメウォッチング、喜界島のクラフトコーラ「トバトバコーラ」の方にご挨拶、谷川さんのお店HOWBE、クジラと夕日チャレンジに向かいました🚗
3日目にしてお天気が味方してくれて、海を最高のコンディションで堪能…!
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サンゴが足の裏に刺さってバチくそ痛い…!
夕日は雲に隠れて見えなかったけど、2匹のウミガメにも遭遇できてとてもとても感慨深い一日となりました…!🐢
いやもう色々満喫してるな?!3日目すごいな?!
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最後に
喜界島のダイナミックな自然と、人の温かさに触れた今回の旅。
企画、宿探し、レンタカーの手配など諸々大変だっただろうに、たくさん準備してくれたやまゆー📷
移動するだけでもしんどいのに、子どもたちの面倒も見ながら寝る間も惜しんでカニの準備をしてくださったまーしーさん🍊
ほんとうにお疲れ様です、お二人のおかげで全力で楽しめました( ; ; )!!
今回の旅で、最終日に緊張の糸が解けた私は
フェリーの中でまさか自分だと思わず起床アラームを鳴らしながら歩き回ったり
フェリーのチケットを紛失(帰宅後見つけました)したり
おにぎりさんのキャリーをしれっと鳥取に持って帰りそうになったり
みんなの助けなしではやっぱり生きていけねぇな!!となりました
いつもありがとう、お世話してくれてるみなさま
いつでもそばにいてくれて一人で行動できないチキンを支えてくれたゆーみん
一緒にいるだけで癒してくれて、現金がない貧しいワイを助けてくれたせりりん
急にドリフト走行しそうな力を秘めながら安全に長距離運転してくれたごっちゃん、
少し抜けていておもろさ全開、荷物もたくさん運んでくれたおにぎりさん
いつでも優しく包み込んでくれる笑顔と、元気を分け与えてくれるさやかちゃん、やえちゃん、けんちゃん、そしてふうちゃん
安心感を与えてくれるみんなの力があってこそ、辛く長い移動時間を乗り越えてずっと楽しく笑顔で過ごせたなあ…🫶
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関西組の3人は行きたいところをすぐに提案してくれたり、知らん間にスマートにナビしてたり、飛行機を瞬時に調べたり、荷物も積極的に持ってくれたりと、とても20代前半とは思えない判断力と行動力と日常会話で漫才ができる特殊能力の持ち主💯
私は彼らと三日間過ごしただけで、2日は「ほんなら」「いこか!」などエセ関西弁が止まらなかった…
鳥取のメンバーは言わずもがな気を使わず素でいられるのだが、この旅で出会った3人(+やまゆー)の関西人の人間性が素晴らしいからこそ、初めましてでも気を使うことなく思う存分楽しめたなと思う(逆に気を使わせていただろうがな、ハハ)
さて、ここまでの長文を読み切った猛者はいるのだろうか…
喜界島にはいつ行けるか分からないけど、次は夏の晴れた日を堪能したいなあ😌😌
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