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映画感想

「卑劣な街」
チョ・インソン主演
2006年作

ピカレスク(悪漢)もの

韓ドラの歴史大河ドラマでは
主人公が様々な
裏切り、謀略、理不尽、虐め
など
これでもかとたたみかけるシーンを
よく見かける。

ただテレビなので、暴力シーンや
殺害シーンは極めてお茶の間式に
構成されていると思う。

例えば、以前もお話した
カル(刃物、包丁、ナイフ)などの
凶器はテレビでは黒く塗られてその存在は
「あ〜〜それは包丁な?」と言う程度で
鋼は剥き出しに演出されないことが多い。

映画では真逆で
人の卑劣さも
凶器も
剥き出しに演出される。

主人公は
元来、人のよい面倒見のいい優しい男だ。
純粋さも残していると言える。

が、周囲はそうではなく
主人公をある決断に向かわせるが…

ヒロイン役、脇を固める準主人公役
が見事にハマっている。

韓国式の反省のポーズ
金属バット
カル(包丁)
役者の身体能力
卑劣というよりも「汚い」と思う思惑
が観れると思います。

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