趣味は家計簿付け
1000日修行2日目
今日は何を書こうかな?と、2日目にして思う夜だが、今晩ご飯の後何をしていたかと言うと、7つも年下の大家である天然社長に、無駄遣いが多過ぎると説教をくらっていたのである。
実は今年5月半ばに帰国するまで、私は海外で約27年を過ごして来た。最後にスティしていた国がカンボジアで、そこからコロナが酷くなって帰国したのだが、ハッと気付くと手持ちのお金が心許ない状態になっていた。
オマケに帰国しても住む家がない。実家は田舎で、外国から戻った人間を受け入れる度量はなく、どーしよーと思っていたら、カンボジアで働いていた会社の女社長(別名天然社長)が、ウチに住んでいいよと、都内の駅近の彼女の家の一室に住まわせてくれたのである。地獄に仏。ありがたや。
マジで心から感謝なのだ!
そして、帰ったばかりで仕事もない私は、外貨の持ち出しも出来なかったので、仕方なく郵貯の保険を解約して生活費に充てることにして、当座をしのいだ。
普通その時点で、使うお金を節約するとか色々工夫するのだろうが、何も考えずいつも通りにお金を使っていた。私は家計簿をつけるのが好きで、毎日必ず収支をつける。しかし、それを踏まえて翌月にいかすとかをやった試しはなく、お金をいくら使ったかを記す趣味みたいなものである。
天然社長にしてみたら、無料で部屋を提供している相手が、先を考えずに散財し、あ!今月こんなに使っちゃった!と家計簿を見て叫ぶ姿に業を煮やしたのだろう、コンコンと説教が始まったのだった。
使ってる金額が港区女子並みだ、自分に使うお金を13万円以内にせよ等の細かい指示が次から次へと飛んでくる。しかし、それで反省する私ではない。それどころか「みてろ!来年は稼ぐからね!」と心の中で拳を振り上げたりしてみる。
天然社長がそれを見越して説教したとしたらさすがであるが、真相は分からない。。。
こうして1000日修行の2日目は過ぎていくのであった。