【きのうのにっき】7/1
新しい仕事をする時の大切な心構えについて
昨日は、ラグジュアリーブランドで
子供服の販売をしていた時のことを思い出した。
それまで私はラグジュアリーブランドはおろか
子供服も、
そして百貨店での勤務経験も無かったので、
採用が決まった時は
自分の強運さに少し引いていた。
晴れて入社できたことはとても嬉しかったけど、
とても心配なことが一つだけあった。
それは「百貨店での人間関係」について。
百貨店には必ず、
そこに入店している
各ブランドの販売スタッフ以外に
百貨店の「職員さん」と呼ばれる人達も
沢山働いている。
自分と同世代の人ももちろんいるのだけど、
私が入店した百貨店では
ほとんどが大ベテランの年の離れた方々だった。
お会計は百貨店のレジで行うのが基本で、
専任の職員さんに対応してもらうシステム。
下っ端の私ですら絶対に関わることになる。
今まで販売員をやっていて
ここまで年の離れた人達と働くのが初めてで、
みんな独特な雰囲気なんだろうなー、と
勝手に想像していた。
そして、やっぱりいた。
自分の親より年上のベテラン職員さんで、
子供服の部署内で一番仕事が出来る人。
凄くはっきりとした物言いで、
いかにも「強いおばさん」。
新入りにとっては正直怖い存在だった。
それでも接する機会が多かったせいか
特にこれといったきっかけもなく、
いつの間にか苦手意識は消えて無くなっていた。
その人は元々親しみやすいキャラクターで、
娘ほど年の離れた私をいつも気に掛けてくれた。
その人とフロアですれ違えば、
必ずおかしなアイコンタクトをし合うようになった。
こちらが勝手に怖がっていた期間は
一体何だったのだろう。
初めてだらけの環境で働くことになって
勝手に孤独を感じていたけど、
全然ひとりなんかじゃなかった。
もちろん、自分のお店の先輩達もいれば、
大好きな職員さんとの出会いもあった。
殻に閉じこもるのは無駄なんだなぁ、と
今になって改めて思う。
自分の部屋で一番お気に入りの場所。
大好きなマキヒロチ先生の原画を飾ってる。
右:「いつかティファニーで朝食を」
左:「スケッチー」
特にティファニーはいつか全巻集めたいね。
(レンタルと漫喫で読んじゃった)