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アルフレッド・シスレー / メトロポリタン美術館
【きのうのにっき】5/29
昨日投稿した5/28の日記。
書きながら途中で涙が溢れてしまった。
決して引きずりたくはない。
引きずったって、何もいいことありゃしない。
あれはひとつの出来事を自分なりに咀嚼して、
〈今後へ活かすための教え〉へと形をかえて心に留める。
その作業をしていただけ。と自分に言い聞かす。
香典返しを用意するため、百貨店へと出掛けた両親。
明日は月曜、忌引きのお父さんは
ばあちゃんの手続きのために
役所へ出掛けるそうだ。
そうやって、
ばあちゃんの死は淡々と現実味を帯びていく。
手続きを終わらせて帰宅したお父さんがふと、
「気持ちを切り替えなきゃな。」
と呟いたのを聞き逃さなかった。
(この日記は体裁上、
今日のことを書くべきではないのだけど今回だけ)
実の息子がそう言っているのだから、その通りなのだ。
実の孫も、気持ちを切り替えなきゃな。
話題を変えてみよう。
お父さんは最近、ZAZYが大変お気に入りで、
「なんそれ病」に罹患している。
ばあちゃんの納骨まで済ませ帰宅した後、
「喪主ー 施主ー 喪主施主ー 施主もっしゅ」
みたいな、ZAZYを意識したリズムで誘ってみたら
お気に召したようで、
盛大な「なんそれ!!!!!!!!!!」を頂いた。
気持ちが良かった。
その後、しばらくの間
お父さんのおかわりが続いたことは言うまでもない。
もう何が不謹慎なのか、私達には分からない。
![](https://assets.st-note.com/img/1653896862450-HnJ2Y1hbGQ.jpg?width=1200)
これは庭に生えてた「なんそれ」。
調子に乗って撮ったら上手く撮れなかった。
戒めのためにここに載せることにする。