インタビューの正しい受け方。
インタビュアーには2種類います。「誘導尋問型」と「話題拾い型」です。音楽専門誌などに多いのは「誘導尋問型」です。インタビュー前に原稿をある程度決めておき言質を取りながら事前に決めておいた結論へと突き進む手法です。これは慣れてくればすぐわかります。そのインタビュアーが信頼の置ける人であればそれに乗っかっておき時々修正を加えながら進めば良いと思います。ここでは「話題拾い型」 の多いSNS以降の動画系、ラジオ系、テレビ系のインタビューを受ける際の心構えを書いてみたいと思います。前置きが長くなり過ぎました。結論を先に。
話すことをあらかじめ決めておく。
これに尽きます。メディアに出る際はインタビュアーにお任せ、という態度ではダメです。彼らはあなたから面白い話を引き出すために話を聞きます。そこで面白そうな話題になったところでそれを広げようとします。あなたはインタビューに向けてしっかりした準備をする必要があります。真っ白な状態で初対面かそれに近い人との話の中で興味深い話などできるわけがありません。インタビュアーも話を引き出すのに必死になりそれが見えてしまって逆に話題が出てこなくなってしまいます。
面白いエピソードを3つ用意してください。
最近の日常の中で起きた出来事が良いです。そこからあなたが何を感じたか、それがあなたの音楽にどう繋がったか、まで話を作っておけばベストですが、なかなかそこまで上手くはできません。面白い話を3つです。その中から一つくらいはインタビュアーも興味を持って更に面白く話を持っていってくれると思います。
インタビューを成功するか否かはインタビュアーにかかってるわけでは無くあなたにかかっています。その為にも普段からネタを拾っておくことが大切です。それが創作活動にも繋がります。