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チャラい曲にチャレンジしてください。
シブいバンドは売れません。なぜか。良さが分かるまで時間がかかるからです。時間は有限です。知らないバンドに時間を使ってる余裕はありません。時間があれば良さが分かるのはまだ良い方です。マニアにしか良さが分からない音楽は売れません。リスナー候補が限られてるからです。
ライブハウスに出入りしてる人は全員「マニア」です。一般的な音楽ファンはライブハウスにはいないんです。ここ、勘違いしがちです。普段からライブハウスに出入りしてる人からしたらライブハウスにも「一般的な音楽ファン」しかいないと勘違いしてしまう。
あなたはきっと売れてるバンドの多くをチャラいと思います。当たり前です。あなたは「マニア」なんだから。売れてるバンドの中にはチャラいと思わないバンドもいます。そのバンドはチャラさとシブさの両方持ってるんです。
売れるためにはチャラい曲が必要です。1曲だけでも良いんです。出来れば2曲あると良い。そうしたら他のシブい曲も我慢強く聴いてくれます。そうなったら売れるだけでは無くて売れ続けます。
あなたのバンドはきっとシブい曲ばかりだと思います。そういう曲はバンドマンやその他音楽関係者にはウケるかも知れない。でも所詮良いバンド止まりです。良いライブをライブハウスでやってるバンド。多くのバンドはこれです。
思いっきりチャラい曲を作ってみませんか?あなたの音楽的プライドの限界にチャレンジしてみてください。売れてるバンドの多くはそれをやってます。音楽的プライドをいったん捨ててると思われるバンドもいます。その曲がきっとあなたの音楽人生を助けます。良いバンドこそ無理してでも「チャラい曲」にチャレンジして欲しいです。