(その2) ライブオファーの正しい方法。
昨日はライブオファーで最も大切なのはアーティストに対するリスペクトだと書きました。それが大前提になります。そして次に大切なのは重要事項を簡潔明快に書き記すことです。重要事項は以下です。
日程
場所
対バン
出演条件
返答期日
DMでもメールでもLINEでもこれら重要な事項を最初に、それもわかりやすく端的に記載してください。当たり前のように思うかもしれませんが出来てない人は割と多いです。ざっと半数の方はどれかが抜けてたり回りくどくよく分からなかったりします。
そして次にオファーした理由と出演することによるメリットを書きます。その中にバンドに対するリスペクトをさり気無く含めると更に良いですが、あまり長くなり過ぎないように注意が必要です。長い文章は最初から読む気がしません。オファーされる側が知りたいのは先に書いた重要事項と出ることによるメリットがあるか否かです。
例えば、対バンが決まってるバンドが実は人気があってまだ無名の割にお客さん呼べること、客層が被りそうなこと、対バンのバンドが対バンしたがってること、出演してくれたら宣伝を沢山すること、この先更に良い企画にオファーしたいこと、などなど書きます。
対バンが決まってる場合はもちろん、オファー中で返事待ちのバンドも書いておくと良いでしょう。企画をイメージし易いからです。そしてYouTubeで動画を添付しておきます。対バンや対バン候補をすぐチェックしてもらえるようにすることも大切です。そして気遣いのできる几帳面なブッカー、イベンターだと印象付けることもできます。初期段階で印象を決めます。
本来ならオファーする前に実際にライブ会場で挨拶しておくと良いです。すぐにお誘いできる企画は無くてもいつかオファーすることがあるかもしれません。良いライブだと思ったバンドは全バンド挨拶しておいてください。実際にオファーする時は、先日下北沢のライブハウスでご挨拶させて頂きました、と冒頭に付けておくとそれだけで好印象です。
今日も当たり前のことを書きましたが、当たり前のことを半分かそれ以上の人が出来てないので、どうかこれらのことを念頭においてオファーしてください。