(その3)ライブオファーの正しい方法。
一昨日、昨日と正しいライブオファーの方法を書いてきましたが、結論として重要なのはたった一つの事です。
アーティストに対するリスペクトです。
その気持ちさえあれば何をどう伝えてどう対応すべきか自ずとみえて来ます。当たり前のように感じるかもしれませんが、例えば歳下のバンドマンに対する邪険な対応や、まんまテンプレのオファーや、絶対ちゃんと音源を聴いてないだろっていう内容の文面など、後を絶えません。慣れてくるとついつい気が抜けるものです。その時こそもう一度「アーティストに対するリスペクト」という文言を思い出してください。
ここからは各論です。ちょっとしたコツです。例えば4組のバンドをブッキングしたい時は全て同時にオファーしてください。その中に最低1組は返事の早いバンドを含めてください。早めに1組決まればドミノ倒しのように決まっていくものです。逆に言えば最初のバンドが決まらないと皆んなが様子見してずるずると誰も決定しないまま時だけが過ぎていくという事態になりがちです。
良いブッキングをしてる人は即決してくれそうなバンドが何組もいます。それは普段の付き合いからの信頼関係があってこそです。近々にオファーする予定のないバンドでも新曲がリリースされたらすぐに聴いて感想をXに投稿する、感想をLINEやDMなどで送る、そのバンドが気に入りそうなバンドを見つけたら教える、などなど、細かなことの積み重ねで少しづつ信頼関係が産まれるものです。
信頼関係だけが即決に繋がります。
オファーしたバンドからNGの返事が来たらすぐにお礼の返信をしてください。残念な気持ちはわかりますが、そこは切り替えてオファーする時と同様に検討頂いたことに対して丁寧に書いて送ってください。これ、出来てない人多いです。中にはNGの場合には返事すらしない人もいます。最後こそどうか綺麗に終えてください。
そしてすぐに次の人にオファーしてください。この人がNGだったらこの人、その人もダメならこの人、と予め決めておきます。NGの返事があったその日のうちに次のオファーをしてください。ここでの時間のロスは後々響いてきます。
長くなったので今日はこの辺で終えますがまだまだ書き足りません。続きは次回以降に譲ることにします。
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