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ライブハウスは決して苦しくありません。

下北沢にはいったい何軒のライブハウスがあるんでしょうか。数えたことありますか?下北沢はよくライブを観に行きますがまだ行ったことの無いライブハウスもたくさんあります。飲食店だと半年あれば無くなるお店も少なく無い。それくらい下北沢は競争の激しい地区です。そんな中、ライブハウスは増え続けます。少なくとも減ることはありません。

コロナ禍などにライブハウスを助けようと皆んな言ってました。ライブハウスは助けられましたね。当時の政府が動きました。ライブハウスは飲食店です。補助金が税金から支払われました。他にも色々と援助がありました。それでも私たちはライブハウスの火を消すな、ライブハウスを助けよう、その為にもお酒をたくさん飲もう、などと偽善的なことを皆んな言います。私も含めて皆んな偽善者ですからね。

ライブハウスは苦しいんでしょうか。そんなことありません。普通です。少なくとも飲食店の方が苦しい。というか厳しそうです。長く続いてるライブハウスは数えきれないほどありますが飲食店やその他の店舗は次から次へと消えて行きます。

何度も言いますが、本当にライブハウスは、東京のライブハウスは苦しいのか。そんなこと無いです。ではなぜか。お客さんがたくさん来てくれるからなのか。そんなこと無いです。お客さんは少ないです。一月のうちに何回満員になるでしょうか。数えるほどしかありません。ではなぜライブハウスは強いのか。演奏したい人が多いからです。東京にはいまだに若者がたくさんいます。東京周辺からも集まってきます。演奏したい人が多い。歌いたい人が多い。承認欲求は人間の根源的な欲求であり強力です。それに突き動かされて今日も演奏したい人、歌いたい人が後を絶ちません。僕らが思ってる以上に多い。だから今日もライブハウスは元気なんです。

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