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(その2)ライブオファーの正しい受け方。

昨日の続きです。昨日はライブオファー内容に不備があればすぐ指摘すること、そしてなるべく早く返事すること、について書きました。

早く返事するためにはバンド内でコンセンサスをとっておく必要かあります。例えば4月はレコーディングがあるのでライブを控えめにする、5月は積極的に出演する、などです。そうすれば代表者がすぐ返事できます。昨日はここまででしたが先に進めます。

出演する際の条件を逆に求められた場合についてです。その際は少し盛ります。そして下げます。つまりこういうことです。

いつもは1枚目からハーフバックで機材費無しで受けてますが、初めてのお誘いだし内容も良さそうなので、例えば、1枚目から40%バックでもお受けしたいです。もしそれでよろしければ「即決します。」

ポイントは2つあります。一旦提示した条件を下げることと、必殺の文言、「即決します。」です。

ブッキングに苦戦してるブッカーからすれぼ「即決」という言葉は神です。救いです。歓喜です。少しくらい条件がバンド側に有利でも決めたくなるものです。魔法の言葉、「即決」は使い過ぎるといやらしくなりますが、ここぞという時は使ってみてください。

条件というのは何も金銭的なものばかりではありません。例えば対バン、出演順などがあります。他に決まってるバンドやオファー中のバンドがあれば必ずすぐ聴いてください。サブスクやYouTubeですぐ聴ける時代です。そのバンドは客観的にみてあなたのバンドと親和性があると思われてるバンドなので知っておいて損はありません。そしてブッカーに聴いてみた感想をぜひ伝えてください。例えばこんなふうに。

「知らないバンドでしたが聴いてみたら最高でした。ぜひ共演したいです。条件に問題が無いなら出させてください。告知は即日で問題ありません。」

ここでも必殺の文言を使いました。「即決」に続いて「告知は即日可能」です。ブッカーは喜びます。ここまでで重要なポイントはなんとなく理解頂けたかと思います。

ブッカーを喜ばせて良い条件をのませる

ことがポイントです。飴と鞭までとはいきませんが感覚としてはそんな感じです。全てブッカーの言いなりにならないためにブッカーを喜ばせることも非常に大切です。イベントタイトルを褒めたりコンセプトを褒めたり過去の企画内容を褒めたり、調べればいくらでもあります。ぜひ次回のオファーを受けた時から試してみてください。まだ書き足りないのでこの先は次回に譲ります。

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