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ライブオファーの正しい方法。

ライブハウスのブッカーも含めてオファーする側も実は誰かに教わる機会はそれほど無いかもしれません。それぞれが自己流でやってるように感じます。私は音楽業界に入った当初から多くの先輩に恵まれましたが具体的に教えて貰ったのは見当もつかなかったギャランティの金額についてだけでした。答えは簡潔でした。「相手に聞けば良い」だけでした。私も自己流でオファーしたりオファーを受けたりしてきましたが、その度に上手い人のやり方を真似てきました。彼らに共通することでもありますが、オファーする際に最も大切なのは

アーティストに対するリスペクトです。

これに尽きます。これさえ出来ていれば大丈夫です。心配無用です。しかも「良いブッカー」だとイメージが付きます。なぜならアーティストに対してリスペクトが感じられない、もしくは全く無いブッカーで溢れてるからです。

アーティストをリスペクトするというのは、まずはオファーするアーティストを知ること、素晴らしさを語れることです。そのアーティストのこの曲のここが良かった、と出来るだけ具体的に書いてください。「具体的に」というのがポイントです。自分の曲をしっかり丁寧に聴いた上でオファーの連絡をしてくれてる、とアーティストに感じて貰えたら成功です。ここでいう成功とはブッキングができる、という意味ではありません。

アーティストとの付き合いを始めることが出来るということです。

たった一つのイベントのためのたった一回のオファーでほありません。今回は出演叶わなかったとしても次があります。またライブ以外での関わりもあるかも知れません。ブッカーとアーティストも人です。その関係性があって初めて事を始められます。

言葉遣いも当然ですが敬語を使ってください。歳下であろうが知った仲であろうがこれはオフィシャルな話であり契約の話であり仕事の話です。音楽業界以外の人からしたら、当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、音楽業界はなにかとゆるい適当な慣習か形作られてるんです。これはオファーを受ける側にも言えます。

今日はブッキング、ライブオファーに関して最も重要なことを書きました。明日以降に更に具体的に書き進めたいと思います。

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