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ついJust being meって返したこともあったけど、冷静にwho I amでいるのむずすぎでは?

 はい。生きてますよ。前回死にそうだったわりに生きてますが(そういや前回ちょうど3000字で感動した笑)、まーしんどい。気持ちを無理やり持ち上げても結局落としちゃうから、余計に痛ぇ。そしてなんていうか最近始めたばかりの努力がその方向性を誤っている気がするので書いてみるのやります。思ってたより赤裸々になりそうなので、ご笑覧くださいって感じ。

I've had a crush on you?

 タイトルの話は、相手の言葉を一字一句再現はできないのだけど、なんかこう肯定的なことを言われたというか好意的なことを言われた文脈で、俺はJust being me(ただ自分でいるだけだよ)と返したんですよね。そこだけ見れば素敵なお話なんですけど笑
 この相手とは、うーん、have a thingまではいってないと思うんだけど、そもそもがタイプだったということもあって仲良くなったりして(ここ数年知り合ったなかではまじでダントツ笑)。ちょろっとdatingみたいなそうでもないようなくらいなところまではいったんです。

俺:I like you
  As a friend for now
相手:Sure
   That's fine
俺:How about you?
相:More than friend I think

 具体的には、↑こんな会話を深夜に繰り広げてるくらい笑。今読み返すとお前ら完全にいちゃついてんじゃねーかって感じで笑う。
 ちなみに、え?まじで英語?って思った方もいるかもしれないですが、相手が複数カ国語ネイティブな人なので、基本日本語でやりとりするけどたまーに英語になったりそのとき次第で使用言語が変わってます。(向こうが英語で言ってきたことに俺が英語で答えればそのまま英語になるかな?くらい。)

This is where you're supposed to laugh.

 それで仲は良かった(?)んですけど、relationshipにまでは至らなくてですね。そこが今回のwho I amでいるってむずくね?な件なのです。
 というのも、突然重い話をぶち込んで申し訳ないんですが笑、自分はまったく非合法なことはしていないもののdrug addictionがあって。処方箋薬とか市販薬とかでoverdoseすることだけが癒しっていうか、生きる痛みを和らげてくれるもの、みたいな感じの人間で(自分ではまったく悪いこととは思いませんが、推奨はしません。俺自身、論文とか読んでリサーチしたうえでやってます)。生きることが苦しすぎるから始めて、続けていて。まあ将来的にはソフトドラッグでもいいから合法なところに移住してそこそこ健全な範囲でやれればいいかな、くらいにしか思ってないんですが。
 と、ここまで言えば一般的な感性をお持ちのみなさまにはお察しいただけるかもしれないですが、結論から言うと、相手が「I just personally don't see myself dating someone with that habit」だったわけです。恋人がODとかする姿は見ていられない、っていうのはいいんです。それは否定できないことだし、まあそう思うよねとも思うし。ただ今回落ち込んでるのはこの子とrelationshipに至らなかったから、ではなくてですね。

I'm learning things from my life.

 相手の考えを尊重したいと思っているのでrelationshipはnoっていうのはいいんですが、でもまったく悲しくなかったわけではないし、これもいい機会だから減薬なり断薬なり目指してがんばってみようかなぁと思って日々の行動を変えてみました。
 というのも、自分はシスジェンダーではなく、さらにバイナリーでもなくて身体の状態含めて(gender binaryの考え方からすれば)中途半端なあり方をしているが故に、やっぱりどうしても恋愛の部分でシスヘテロ(シスジェンダー・ヘテロセクシュアル)のようにはいかないことがたくさんあって(ジェンダーにかんする解説はここで)。そんな自分でも合う人いるんだ〜とよろこんだ矢先のことだったので、それがすごく悲しかったんですよね。
 だから、柄にもなく(!?笑)自分がすごく間違っているような気がしてしまったというか、これまでもODを良く思わない友人に苦言を呈されてきたのに、でもこれが俺だしって思って取り合ってこなかったその態度が最悪だったなとかいろいろ考えて(まあそれは実際最悪だったと思う)。それで、少しでもいいからやめる方向に持っていけるよう努力しようと思ったのです。
 で、もちろん減薬の方向性に持っていくことはしんどいことなんですけど、それ以上に虚しいというか、べつに今無理に減薬する必要性があるわけでもないのにがんばろうとしているのがつらくなってしまいました。だって、結局これって、マイノリティとしての(本来は感じるべきではない)引け目があるから、他の部分はせめて世間に合わせようってだけじゃないですか。
 ODしてない自分のほうが好きだからそうなりたいとか、なにか大切な目標のためにがんばりたいとか、健康に長生きしたいとか、それならいいと思うけど、そういうことじゃない。だからIt's not me.と思うし、世間から見てあるべき姿になろうとしているだけの自分がしんどい。

What I need is love.

 話が飛ぶようですが、じつを言うと、relationshipとかそういうのは諦めてたんですよね。人並みに恋愛できないかもしれないぶん仕事と結婚できればいい、くらいの気持ちでいたんです。そら、そういう関係になる人がいたらラッキーだけど、でも自分から「探して」どうにかなる問題ではまったくないから、意識すればするほどつらくなると思って。
 思ってたのにですよ、目の前にタイプの子が現れて、わんちゃんいけそうな感じになって。最初に突き放さなかったことは後悔はしてないですが、期待してはいけなかったことに期待して、べつの自分の一部でだめになって。悲しいですやっぱり。悲しくてたまらないです。
 これはトランジション前(=生まれた時に割り当てられた性別で生活していた頃)にそこそこ性的経験をしていて、関係を持ったり恋愛したりってのを知ってるからこその孤独なのかなぁとかいろいろ思いつつも過去は変えられず(まあ今思えば自分とは違うジェンダーで扱われていたから恋愛っぽいことをしてもまったく幸せではなかったんですが)。
 もちろんそれ以外にもいろいろあって、お互い友達でいたほうがいいねということにはなったので、その子がどうっていう話でもないのですが、自分が自分でいることで引き受けなきゃいけないものの多さに辟易しているというか、しんどくなってます。
 そもそも友達だってmisgenderしない人のほうが少ないし(たぶんこれはバイナリー以外の存在がマイナーすぎるからみんな対応に慣れてない&触れないことで事故を起こさないタイプの人ならいる)、基本的に自分が他人に適切に扱われていると思えること自体が少ない。人として最低限の尊重をされていると思えない。本当は俺だって信頼できる友人がいたらいいなと思うし、よい関係性を築けるパートナーがいたらいたで素敵だなとも思ってるけど、スタートラインにも立てない感じ。こんな状況でdrug以外になにか助けになるものあります!?みたいな逆ギレもしたくなるし笑、たぶんみんなが思っている以上には日々絶望している。後の世代のため、と思って責任感だけで行動することもあるけど、基本はやっぱ絶望かな。
 戦ってでも権利(人権)を勝ち取らなきゃいけないことがあるのも知っているからそうしているけど、それはあくまでも公的な場でのことで、プライベートでもいちいちそんなことをしなきゃ自分が人間として扱われないなら、戦ってまで得たくないというか。関係性にたいする努力、例えば真摯に応答するとかそういう努力じゃなくて、人間としての尊厳のために戦わなきゃいけないのはやっぱ嫌だ。で、口を閉ざしちゃうから、結局誰とも信頼関係が築けない笑

I want to feel I deserve to exist.

 そんなこんなでね。仲が良かった高齢親族も亡くなっちゃうし、久しぶりに純度の高い死にたみが湧いてきたので、わんちゃん背中を押してもらいたいような気分でNetflixで『13 Reasons Why』を見始めたらぜんぜん共感できなくて、ただ社会問題を扱った作品を見てるような気分なんですが、台詞単位では共感できるものもあったので、なぜかここでそれらをご紹介。(直訳ではなく字幕にあった和訳をそのまま紹介します。)

I think lots of anger. Anger at the whole fucking world and the way it works. But mostly anger at myself. For what I could have had, and never would.
(激しい怒りだ。世界全体に対する怒り。それより大きかったのは、何もできない自分への怒りだ。)

There’s so much wrong in the world. There’s so much hurt. I couldn’t take knowing I’d made it worse. And I couldn’t take knowing it would never get any better.
(この世は間違ったことや苦しみが多すぎる。これ以上、耐えられない。事態は、よくならない。)

I started thinking how everyone’s lives would be better without me. And what does that feel like? It feels like nothing. Like a deep, endless, always blank nothing.
(私はいないほうがいいと思い始めた。この気持ち分かる?むなしい気分。どこまで行っても空虚で何もない。)

I need it to stop. I need everything to stop. Just…People. Life.
(終わりにしたい。すべてを終わらせたい。みんなを、人生を。)

If you’re going through hell, keep going.

 たしか『NCIS』だったかで「Sometimes life surprises you.」って台詞があって(字幕では「生きていれば希望はあるわ」)、いやほんとそうあってくれと思うんだけど、いかんせん My life sucks.というか。あ、でもしんどいときに死のうとはあまり思ってなくて、自分最高〜!ってなりながら死にたいと思っているので笑、自分が好きな状態のit's me~~~!って思えるwho I amでハイになって転落死か過剰摂取かわからんけど、死ねたら最高だなって。
 そりゃあさ、I deserve to exist.(これはGibbsが結局「生きる価値があると」思って自殺をやめた話だった気がする)とか思えるんならそれに越したことはないんだろうけど。でももう高望みすることはやめてしまったのよね。最近の諸々でも思ったけど、高望みは身は滅ぼさないかもしれんがメンタルを滅ぼす笑

I’m seriously serious.

 特技のひとつに自己開示を挙げられるくらいにはおおっぴらに自分の話ができるタイプだから(というか、特になにか才能があるわけでもないからそれくらいできなきゃ、みたいな気持ちはある。恥はどんどん晒してネタにしていこう、みたいな)、案外なんてことはなかったけど、 これからあの子に引用の許可を取る(許可を取るんじゃなくて許しを求めるんだけど....Rule 18だね。「It’s better to seek forgiveness than ask permission.」)ことを考えるとそれはうぎゃーって気分。まあそう思う(権利がある)のは向こうか笑
 とはいえnoteを私信にするつもりは一切ないので本当に思ったことを書くけど、あの子のことは合わない部分があるところを含めて好きだったかなー。I really liked... or like you as more than a friend. But I also respect that you stood your ground. みたいな?よぉわからんけどもう。ただすでに友達として大事にしようというモードには入っているので、そこはご心配なく。
 なのでこれは別の話と思ってほしいのだけど、マイノリティとして生きるしかない自分としてはめっちゃつらかったというか、悲しくなった。そら俺が悪いのかもしれんけど、だったらもうちょいマシな世の中にしといてくれって話で、っていうのを言い始めると長くなるから割愛するけど笑。相手がどうとかではなく、自分の人生として捉えると悲しいよね〜。すげぇ悲しい。こんなことならもっと「ふつう」に生まれたかったな。こんなこと言ってもしょうがないんだけど。
 それに正直、マイノリティであるとか明かさなくていいならあえて明かしたくはないけど、でも前提を明かさないとなにも言えないっていう現状もそこそこしんどい。説明が面倒で溜め込むことも多いけど、どうすりゃいいんだろうねぇ。やっぱwho I amでいるのはむずかしい。

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