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中国語の発音矯正は何回でおしまい?歯医者さんと同じ!治療と定期的なチェックが必要。

「Eico先生の中国語の発音矯正は何回やったら終わりですか?」というご質問を受けました。

ド直球ストライクのお答えは「ご自身が望むまで」ということになります。でも、これじゃ、お答えになっていないですよね。

わたしは、生徒さんにこうお答えしました。

「ご自身の発音の問題が解決され、ネイティブの先生にスムーズに通じるようになったら定期的にレッスンは受けなくても大丈夫ですよ。でも、発音のチェックは続けないと落ちてしまったりクセが出てしまったりします。だから、わたしの生徒さんの中には、発音のチェックのために定期的にレッスンを取ってくださる方もいらっしゃいます。どうぞお気軽にご相談くださいね」

中国語の発音については、舌のどこを使って、口の形はどうで、といったような辞典のような本が売られていていますので、発音に関する知識を得るのは独学で十分だと思います。

では、発音矯正を受講するメリットはなんでしょうか?
正しくできているのかいないのか
どうやったらできるようになるのか
実際に自分の発音を変化させることができる方法を実際にやってみる。


これらをまるっとレッスンで体感できるのが、発音矯正の最大のメリットなんです。そして、何が正しくできているか、できていないか、足りていないのは知識なのか経験なのか。これは実際にお声をお聞かせいただき、できればお口の形を見せていただかないとわからない部分でもあります。

Siriに聞かせる、音声文字認識システムに聞かせる、という方法もありますが、これらは不自然でも似た音が出てさえすれば、AIが頑張って聞き取ってくれます。このため、発音矯正の代わりになりえないと感じています。

過去にしっかり独学でやってきた方は、独特のくせがついてしまっていることもあります。これは、本の一部だけをうのみにしてしまっている、きちんと誰かにチェックしてもらってこなかった、ご自身で発音の重要性に気が付かれなかった、ご自身にとってわかりやすい発音の仕方を教えてもらってこなかった、ということが考えられます。

実際に、私自身、発音を独学したことがありますが、発音が変わらないどころか変な癖がついてしまい、日本人の先生に直してもらうまでどんどんひどくなっていきました。
そこで、中国語発音講師をしている今も、中国語ネイティブと日本人の先生の発音レッスンを受けています。目的は、発音レベルを向上させるためと、定期的にチェックしてもらうためです。

このような自分自身の経験や、これまでご相談にいらした生徒さんを見ていて、やはり発音だけは独学では難しい、くせのついてしまった発音矯正はもっと難しいというのが結論です。

発音を変えたい、さらにリスニングを伸ばしたいと思うなら、どこかで発音矯正をするのが一番の近道だと思います。

発音矯正って歯医者さんと同じで、定期的に診断してもらい、問題ないことを確認したらOK、なにか問題があるようだったらそこを直す。その繰り返しだと思っています。
ほっておいたらどうなるかって…?虫歯だらけになってしまいますよね。発音も同じですよ。

参考になればと願います。

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みなさまにお会いできるのを楽しみにしてます!


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