
中国語学習は発音よければすべてよし。わかりやすい教え方で学習を後押しする
3月12日に「中国語の発音の教え方」のセミナーを開催しました。参加していただいたのは、オンライン中国語教室で教えていらっしゃる中国語ネイティブの中国語講師のかた7名です。
セミナーにかける想い
漢字が読める日本人にとって、中国語の発音取得は何よりも大切です。
中国語の先生たちが、日本人に理解してもらいやすい方法で発音を教えれば、日本人の中国語の発音はもっと向上します。そうすれば、学習者のやる気もアップ。中国語学習を楽しむ人が増える。そして、先生たちの評判も上がり、生徒さんが集まってくるようになります。
こんな願いを込めて、セミナーを開催しました。
セミナーのテーマ
テーマを絞り、「日本人の大人の学習者に、どうやって発音をフィードバックするか」としました。
一生懸命頑張っている。でも、発音を間違えてしまう。大人なのでプライドもある。そんなかたにレッスンでどう伝えるか、一緒に考えました。
セミナーの内容(一部)
40秒ぐらいの日本人の中国語学習者の音読の録音を聞いてもらいました
2つのグループに分かれて、感じたこと、自分ならどうフィードバックするかを話し合ってもらいました。その後、全体でグループで話し合ったこと、ご自身が感じたこと、どうフィードバックするかを発表してもらい、よりよいフィードバックの方法をまとめました。
セミナーでお伝えしたかったこと
言葉はコミュニケーションのツールです。
今回は文の音読の発音を取り上げましたが、言語をコミュニケーションのツールとして使っていくには、単語の意味や、文法、文化、背景知識を知っていく必要がある。そして、実際に中国語を使ってコミュニケーションしていくことが必要です。
無料の独学教材が出回っている今でも先生の役割は不可欠であることをお伝えして、セミナーを終えました。
これからも、中国語の先生たちのレッスンをサポートできるよう、取り組みを続けていきます。