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違いが分かりにくい単語は例文で覚える!=コロケーション(中国語以外にも応用可能!)

「どうやって中国語を勉強したんですか?」というご質問に対する回答になります。
正直、中国語は英語と違い、品詞がはっきりと決まっていない単語もあり、覚えにくいですよね。漢字がわかるからと言っても、中国語検定やHSK対策などでは、似た単語の中から正しい単語を選ぶ問題があるので、違いが分かりにくい単語をどう覚えるか、という問題はついて回ります。

1.文で覚える

「速読英単語」という本が大ヒットしているように、文で覚えるのが一番だと思います。この文脈ではこの単語がよく出てくる、ということがわかれば、ご自身が話すときにも、単語を選びやすいです。

2.どちらかだけを徹底的に使う

違いが分かりにくい単語はどちらかだけ完ぺきに覚えるまで文や会話の中で使ったあと、違う単語にチャレンジするとけっこうすんなり覚えられたりします。

到达(動詞)と达到(動詞)だったら、しょっちゅう使う方だけ覚え、体に染みついたら、もう一方を使うというやり方です。

到达(dàodá):動詞
达到(dádào):動詞

例えば、「到达上海」「到达目的地」だけを使い倒す。そうすると、「到达」の後は具体的なものが来るんだな、とわかる。

その後、「达到目标」「达到标准」を学べば「达到」の後は、水準が来やすいんだな、とわかりやすくなります。

3.他の機会にその単語との出会いを待つ

学習を続けていると、ふっと習った単語が出てくるときがあります。その時が狙い時!しっかりと頭に刻みましょう。

要するに、違いが分かりにくい単語を覚えるためには、焦らないこと、量でカバーすることが必要です。

語句と語句の結びつき(コロケーション)がわかってくると自然な外国語を話せたり書けたりするようになります。一挙両得です。

中国語以外でも、この方法は使えて、実際、わたしはよく英語でもこの方法を使って単語を覚えています。

単語を覚えるのがおっくうな方、ぜひ試してみてくださいね!


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