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語学は独学できるが、発音は独学できない

わたしはかつて、語学は独学できると思っていました。だって、今や無料でYouTubeだって見れます。とってもわかりやすい本だってたくさんあります。独学でお金をかけなくたってできる!レッスン料はできるだけ安い先生で!なんなら外国の方と友達になれば学べる!なんて思っていました。

そして、外国語の発音も独学できる、そう思っていました。発音に関してだって、口の中をまるで解剖学のテキストのように詳しく説明してあるテキストが売られています。YouTubeで「これならできる!」「日本人が苦手な音解説」「無料動画」なんて心おどらせて見ていました。知識を習得するのには十分ですよね。

でも、ここに大きな落とし穴があったんです。

発音はいわば実技。
知識を習得するだけでは、できるようにならないんですね。

たとえば、小学校で習うリコーダーみたいなもの。
その楽器をどうやったら鳴らせるか、知識があるだけじゃリコーダーは吹けないですよね。まず、音の出し方を習う。そして、自分の息で音を出してみる。そのあと、出した音をチェックしてもらわなければ、うまくなりっこがないのです。実際に音を出していないなんて論外です。

とはいえ、世の中には見るだけで、真似するだけで、なんでもある程度できる人がいるのも事実。外国語だって、外国語の音を耳コピーできてしまう方がいるのです。その代表格の方がこちら。

こんな素晴らしい方の動画を見ると、「自分も聞いただけで外国語を発音できる」といった気になるかもしれません。でも残念ながら、ほとんどの方があてはまらないでしょうし、わたしもまったく当てはまりませんでした。

中国語の発音を独学し続けたわたしは、全くうまくならず、さらに本の中で、都合のいい部分だけ切り取って取り入れ、変な発音のくせすら付いてしまいました。後でそのくせを取り除くのにとても苦労しました。
救ってくれたのは日本人の先生でした。

本で学んで、自分で練習したその音が、正しくできているのかいないのか。
そして、正しくできていないなら、どうやったらできるようになるのか。
それを知り、実際に自分の発音を変化させ、さらに発音がわかる方にチェックしてもらってフィードバックを受け取ってこそ、発音がマスターできる。

そう知ったときには、ずいぶん遠回りをしていたのです。

独学で発音に取り組んで最初にネイティブ講師に褒められたかた
そこそこできてしまったかた
ピンインを途中から軽視したかた

大丈夫でしょうか…?

リスニングで伸び悩んでいるかた
もしかして、最初に発音を簡単に済ませてしまいませんでしたか?

そんな観点で、ちょっとご自身がどうやって発音を学んできたか見直していただければ、もしかしたら語学力アップのきっかけがつかめるかもしれないな、なんて思うのです。

もし、どきっとしたかたがいらっしゃったら、ぜひEicoとお話だけでもしてみませんか?もちろん、noteのコメントも大歓迎です★

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