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ひとの絵は笑わない。描けないという思い込みが子育てで変わったeicoから

ブランド「にこにこパンダ」の誕生の記事を書いて、子育てについて思うところがあったので続編として書きます。

誕生のきっかけ

わたしはいつもレッスンの前に生徒さんに合わせてスライド資料を修正します。時にはいいアイディアが浮かばないこともあります。また、どのシートに、どのパンダを登場させようか悩むこともあります。
先週末、行き詰まり、息抜きがてらCanvaで遊んでいたら、にこにこパンダがひょこっと生まれました。

Canvaは無料のオンライングラフィックデザインツールです。

絵が下手だと思っていた

私は、デザインを習ったことがありません。プロフィールをご覧いただくとわかるように理系出身、植物の世話に明け暮れた6年間。おしゃれ、デザイン、センスとはかけ離れた世界にいました。まあ、デザインに関してはド素人です。

小さなころから姉(現在美術教師の卵を教える大学教員)と比べられ、家族に笑われるようなへんてこな作品ばかり作ってきました。だから、自分は絵が下手だと思っていました。
いつも偉大な姉二人を前に、コンプレックスを抱え過ぎてしまったお話は、こちらにも書いています。

絵を描くようになったきっかけ

このように絵から縁遠い生活を送っていましたが、子どもには「お母さんは絵が下手だから描けない」という言い訳は通じません。
「電車描いて!」「新幹線描いて!」「救急車描いて!」とせがまれ、図鑑や絵本片手に、子どもの言われるがままにひたすら描き続けました。
子どもにとっては下手かどうかはどうでもよく、お母さんがいっしょに絵を描いてくれる、というのがうれしかったのだと思います。
地元のゆるキャラも、お弁当も、描きました。電車、新幹線、はたらく車、動物、果物、野菜、なんでも描きました。

そのうちいつの間にか、家族の中でわたしは「絵の描けるキャラ」になっていました。

子育てと自分の可能性と

いまだにバランスとか色彩とかよくわからないです。線が左右でずれているときもあります。でも、canvaで白と黒と楕円でできたパンダは意外にかわいく仕上がりました。

子育てって、いろいろあるけれど、子どもの要求にひたすら応えることで自分の幅が広がることもあるんだな、と思います。

「にこにこパンダ」はまだ生まれて間もないあかちゃん。末永く、これからの成長を見守ってください!

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