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技術職(建築)地方公務員の異動経歴

公務員のイメージ=異動?

公務員といえば、数年に一度異動があるというイメージがあるのではないでしょうか。

民間企業でも異動はあると思いますが、公務員の方が短いスパンで、仕事内容が全く異なる部署に異動する、ということがよくあるのです。

というか、それが公務員の宿命かのように、現実として突きつけられてきます。

私の場合の異動

今回は私の異動経歴について、簡単に紹介できればと思います

前提として、私は2011年入庁の14年目、技術職(建築)係長級です。
入庁からの経歴はざっと以下のとおりです。

  1. 住宅関連部署(2年)

  2. 建築指導関連部署①(1年)

  3. 建築指導関連部署②(1年)

  4. 退職派遣(国の省庁) → 新法立ち上げ関連部署①(1年)

  5. 新法立ち上げ関連部署②(1年)

  6. 派遣解除 → 営繕関連部署(2年9ヶ月)

  7. 係長級昇任 → スポーツ施設関連部署①(2年3ヶ月)

  8. スポーツ施設関連部署②(2年)

  9. 技術管理関連部署(現職)

…ちょっと多めですよね。

ちなみに①②とついているのは、同じ部署でも係変更や役職名(担当業務)変更があって、仕事内容は変わっています。

地方公務員だとだいたい3、4年ごとに異動することが多いですが、私の場合はなぜかというか、いろんなタイミングのせいなのか、ほぼ1、2年で異動を迎えてきています。

ちょっと問題がある人は異動スパンが短いってイメージがあり、自分もそうなのか、上司や周りから嫌われてるのか、と不安になることもありますか、勝手にタイミングによるものかなと思っています。
(実際、業務の所管替えに伴う異動や、退職派遣によるものもありますし)

仕事内容の幅

技術職というと、異動しても似たような仕事内容だったりすることもありますが、私の場合は、局や部を跨いだ異動(私が勤務している自治体では、局→部→課→係が一般的)が多く、それなりに仕事内容も変わってきます。

とは言いつつも、建築技師のポストを回ることになるので、建築に絡んだ仕事内容になります。

その点、事務職の方のように、全く畑違いの仕事内容に変わるほどではないのかなと思います。
(なので事務職の方の異動は大変だなーと常々思いますし、その順応能力にはいつも感心しています)

メリデメについて考える

異動すると仕事をまた1から覚える必要があるため、とてもパワーを使いますが、私自身、異動が多いことに対しては、割とポジティブに捉えていました。

  • 幅広い業務を経験できる

  • 他の部署の事情も想像しやすくなる

  • 知り合いが増える(庁内外ともに)

  • 考える視点の幅が広がる

という良い面があり、自分の成長にプラスになると思ったからですが、当然その反面、短いスパンで異動するということは、

  • 業務の深いところまで経験できない

  • 専門性が伸びていない

  • 過去の部署の仕事をすぐ忘れてしまう

というデメリットもあるのかなと思います。
(私の実力不足な部分も大きいですが)

スペシャリスト or ゼネラリスト?

入庁前は私自身として、いわゆるスペシャリストというか、専門性のある仕事を深くやっていくことの方が向いている、むしろそっちしかできないと思っていました。

しかし気づいたらゼネラリスト的な経歴となり、なんとかやってきましたし、周りからもそんな扱いを受けているような気がします。
(学生や試験合格者向けに話をするよう頼まれたり、新しくできたポストや部署に異動になったり)

今更スペシャリストになんてなれないような気もしつつ、最近このままでいいのかなって考えるのは、私の根本的な適性はそっちなんじゃないかと思い始めてるのかもしれません。

まとめ

ちょっとまとまりのない投稿になってしまいましたが、次回以降、それぞれの部署の仕事内容を紹介できればと思います。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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