アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の大胆な予防接種拡大に潜む危険性
製薬業界の威圧的な意図により、予防接種は子どもたちの人生に広く影響を及ぼしています。親たちは、予防接種することで後々の大きな苦しみを防ぐことができると言われています。しかし、それは真実ではありません。
悲しいことに、近年、小児科の予防接種スケジュールは、はしか、おたふくかぜ、風疹といった小児によく見られる病気への対応にとどまらず、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)、新型コロナウイルス、さらには肝炎といった病気にも拡大されています。 今年、CDCは予防接種スケジュールにさらなる追加を提案しており、不安が高まっています。
小児期に間隔をあけて接種される予防接種の回数がエスカレートしていることは、重大な懸念を引き起こしています。小児科擁護団体の中には、予防接種スケジュールの変更を推奨するCDCの動機と安全対策に疑問を呈しているところもあります。
●CDCはなぜ、子どもや妊婦、大人に予防注射を押し付けるのか?
ここ数十年、予防接種の推奨回数が顕著に増加しているのは紛れもない事実です。 最新の予防接種スケジュールには、最近確認されたウイルス株に対処するための新たな推奨事項が含まれています。
批評家たちは接種回数がエスカレートすることに懸念を表明しており、これを「危険な医学実験」と呼ぶ人もいます。彼らは、CDC が小児期の予防接種スケジュール全体に対して徹底的な安全性や有効性のテストを行っていないと主張しています。
さらに、CDCがより広範な公衆衛生上の懸念よりも予防接種を優先し、製薬会社の影響を受けやすいことへの批判も高まっています。
多くの医学専門家が、この予防接種スケジュールの拡大は不必要であり、子どもにとって有害であると批判しています。 例えば、0歳から18歳の子どもは最大80回の接種を必要とする可能性があり、1983年に推奨されたわずか11回から大幅に増加しているのです。
さらに、CDCはサル痘、ヒトパピローマウイルス(HPV)、肺炎球菌などの病気に対する予防接種を推奨しており、健康への不安をさらに煽っています。また、これらの勧告では、予防接種の開始時期を早め、乳幼児期から思春期までの小児期を通じて、より多くのブースター接種(追加接種)を受けることも勧めています。
予防接種のスケジュール更新のもう一つの問題点は、潜在的な影響に関する十分な研究がないまま、妊婦や授乳婦に投与される回数や量が増えていることです。
●大手製薬会社の資金源
最近明らかになったことでは、ファイザー社とモデルナ社の両社が医師の診療所でそれぞれの新型コロナウイルスの予防接種を受けた人の数に応じて、医師にインセンティブを与えるという問題です。この取り決めは、医療上の決定に対する金銭的インセンティブの影響をめぐる倫理上の重大な問題を提起しています。
保険会社や製薬会社からの追加的な金銭的補償の可能性に左右されて、医師が薬を処方する決断を下すことは、患者ケアの完全性を直接的に損なうことになります。 このような金銭的動機は、治療法の処方に偏ったアプローチをもたらし、真に患者のためになることよりも金銭的利益を優先させる可能性があります。その結果、患者は、個々の健康上の必要性に対して必ずしも最適でも効果的でもない薬や接種を受けることになるかもしれないのです。
このような行為は、患者のケアを損なうだけでなく、医療従事者の信頼をも損ないます。患者は、医療提供者が自らの健康と幸福のために、偏りのない、エビデンスに基づいた勧告を行うと信じています。従って、医療制度における最高水準の患者ケアと倫理的誠実性を確保するためには、医療上の意思決定における金銭的利害の影響に対処し、これを規制することが不可欠でとなってきます。
●食を見直そう
ホールフード(オーガニック)の食事をし、喫煙や禁酒、定期的な運動をし、良質な睡眠をたっぷりとっている人が、そうでない人よりも健康的であることに疑いの余地はありません。食生活がすべての病気から身を守ってくれるとは限りませんが、健康的なライフスタイルを送っていれば、最悪の事態を食い止める可能性ははるかに高くなるのです。
例えば、糖尿病や肝機能の低下、肥満などの合併症を患っている人は、新型コロナウイルス感染によってはるかに悪い影響を受けることが医学的に証明されています。
残念なことに、保険会社や製薬会社には、運動や十分な睡眠、適切な栄養摂取を推奨する金銭的インセンティブはありません。この業界の多くの側面を動かしているお金の影響の大きさを認識することは、あなた自身とあなたの家族のために極めて重要なのです。