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イスラエル通信1月27日
●イスラム過激派
1月1日、アメリカのニューオーリンズでテロ事件が起きました。車を使ったテロを実行し、14人を殺害した犯人は、シャムスッディーン・ジャッバールという男です。その後の調査によれば、彼は「礼儀正しく穏やかな人物」でしたが、イスラム教の影響を受けて、過激派テロリストになったとのことです。イスラム教徒にとっては、「ジハード」で殉教の死を遂げることは、「パラダイス」に行くための確かな方法なのです。イスラエルが日々戦っている相手は、このイスラム過激派です。近い将来、日本でも同様のテロ事件が起こる可能性があります。イスラム教の本質を見抜く必要があります。
●ユダヤ機関
世界に反ユダヤ主義が広がる中で、ユダヤ機関の働きは重要性を増しています。ユダヤ機関は、離散の地に住むユダヤ人のアリヤ(帰還)を援助する世界的なユダヤ人組織です。12月29日のユダヤ機関の発表によると、2024年中にアリヤした人は3万1000人です。移住元は100カ国以上ですが、特に欧米諸国からの移住が増加傾向にあるとのことです。移住者の3分の1は、18歳から35歳と若い世代です。
●アラブ人クリスチャンの兵士
アラブ人クリスチャンがイスラエル軍で兵役につくことを推進する組織「クリスチャン・ソルジャーズ・ホーム」が、数年前に設立されました。イスラエルでは、アラブ人が兵役につくかどうかは本人の自由です。
●福音放送
米国の福音派クリスチャンが、「福音派イスラエル放送ネットワーク」を設立し、運営しています。彼らは、「メシアがシオンに来られるまで、イスラエルの地と民を守ることを目指す」と話しています。イスラエルを愛するクリスチャンが、もっと増えるように祈りましょう。
●テロリストへの報奨金
パレスチナ自治政府は、テロリストの家族に報奨金を支払っています。しかもその報奨金は、通常の収入を超える高額なものです。イスラエル国会は、テロリストへの報奨金の額を自治政府への送金から差し引く法案を賛成多数で可決させました。この法案の目的は、テロ行為を減少させることです。
●メシアニックジュー
イスラエルのメシアニックジューのために祈りましょう。1970年代以降、イスラエルのメシアニックジュー共同体は、急成長を遂げてきました。今では、第三、第四世代の信者たちが育ちつつあります。メシアニックジューたちがイスラエル社会から受け入れらるように、経済基盤が安定するように、同胞に説得力のある証しができるように祈りましょう。