???「二酸化炭素からウォッカを作る」
二酸化炭素からダイアモンドを作れるらしいけど…
前記事では「工場から排出される二酸化炭素を有効な何かに変えたいな」という内容を書きました。結果として二酸化炭素からダイアモンドを生成できるという記事を発見しましたが、私の力量では実現するのが難しそうでした。そこで本記事では別の案を考えてみることにしました。 ※ 前記事はこちらから ▶二酸化炭素からダイアモンドを作れるの?
手指消毒に使われるエタノールも炭素Cが含まれているらしい
コロナ禍の影響で手指消毒という言葉をよく耳にするようになりました。アルコール除菌というやつですね。レストランやショッピングモールの入口に置かれたボトルに並び、人々がプシュプシュする光景も今では当たり前になりました。そのボトルに入っているのがエタノールですね。化学式ではC2H5-OHと表されます。エタノールはCとHとOからなる物質なので、頑張れば二酸化炭素からエタノールを生成できそうですね。そう思って調べてみると、、、
二酸化炭素からエタノールを生成できるらしい
詳しくはこちら▶ WIRED… CO2をエタノールに変える方法」が偶然発見される:米大学
何と5年前の記事が見つかりました。もう既にできるんですね。産生率63%が高いのか低いのかよく分かりませんが、技術的には二酸化炭素からエタノールを生成できるのは凄いですね。ただ、エタノールって基本的に安いじゃないですか。ボトル1つ200円ぐらい。モノによっては0.2gで何百万円するダイアモンドに比べると、少し物足りないですね。莫大に排出される工場の二酸化炭素をエタノールにしようと思って装置を買ったり土地を買ったりした時に、元は取れるのでしょうか?? そうなると他の案を考えたいですね。
エタノールってアルコールらしい
エタノールはエタンが元になっているのは分かりました。ただノールって何でしょう? ポリフェノールとかメタノールとかのノール。Wikipediaによると以下のように書いてありました。詳しくはこちら▶Wikipedia…アルコール
化学においてのアルコール(葡: Álcool[1]、蘭: Alcohol)とは、炭化水素の水素原子をヒドロキシ基 (-OH) で置き換えた物質の総称である。
なるほど。アルコールのコールが由来なんですね。フェノールは芳香族が〜 とか書いてありますがここでは割愛。(概要を)読み進めていくと、こんな面白い内容が書かれてありました。
最初に「アルコール」として認識された物質は酒に含まれるエタノール(酒精)である。この歴史的経緯により、エタノールもしくは酒を指して「アルコール」と言うことも多い。
!!! 私はお酒を飲まないのであれですが、成人の大半はアルコールと聞くとお酒を真っ先に頭に浮かびますね。ということは、
1. ビールとかワインとかテキーラ等のお酒にはアルコールが含まれる
2. アルコールはCとHとOから成り立っている
3. CO2からCを取り出してHとOをくっつけたらアルコールができる
かと思いました。3に関しては簡単な話ではないと思いますが、理論的にはでき、、そう、、かな? ということで調べてみました。
結論: 二酸化炭素からウォッカを作れる
そしたら何とこんな記事を見つけました。▶ think…大気中のCO2がウオッカに変身? 究極の持続可能なお酒のつくり方
ん??? って感じですよね。空気中の二酸化炭素が、最終的にはパーリーピーポー向けのウォッカになるんですか。めちゃくちゃエコじゃないですか。「お店に入る前はエタノールで除菌しなきゃね」みたいな感じで、「最近は飲みすぎだけど、環境のためにウォッカ飲まなきゃだめね」みたいな未来もそう遠くはないかもしれない。これで決定! 知り合いの知り合いの知り合いには、「二酸化炭素をウォッカにしましょう」と伝えてみようと思います。ただ、、、 前述しましたが、私はお酒を飲まないんですよね。そうなると結局作ったウォッカを私は楽しめないわけです。それはそれで悲しい。どうせお手伝いするなら私も楽しめるモノを生み出して欲しい。エゴです。というわけで二酸化炭素の旅はもう少し続きます。お酒好きの方は是非オリジナル二酸化炭素ウォッカ作りを趣味にしてみて下さい。終わり!